(20150622) 彼岸島 48日後… 第38話「サーチライト」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



今週は、明さんが吸血鬼のアジトである通天閣に潜入!するために、レトロゲームの2Dアクションゲームみたいなノリで、屋根の上をぴょんぴょんしたり、最後の最後で、どっかからパク…じゃなかった、オマージュしたような巨大邪鬼に出くわしたりと、そんな回。


…こうやって書いちゃうと、大して進展のない、単調でつまらない回に思われるかもしれませんが、そこは僕らの彼岸島
要所要所に笑いのネタになるトラップが、そこらじゅうに仕掛けられてやがる!


やっぱり彼岸島は、こうでなくちゃいけねえぜ…。というわけで、箇条書きで挙げていこうと思います。




●鉤爪ロープを使いこなす明さんの不自然な動き。


明さんは、先週のラストから持ってた、鉤付きロープで壁を登ったりしてるんですが、片腕が義手なのに、どうやって壁をよじ登っているんだろう?と思えるぐらい、不自然な動き…。
「テラリア」*1つかまりフックみたいな動きじゃないと、説明がつかねェから、ちくしょう!






●明さんの動きを逐一解説する人間たち。


195ページ1コマ目を読む限りだと、ゲス岩田やビッチ幸恵たちは、屋根に上った明さんを、下から見上げているように見えるのですが、
その後、どんどん屋根の上を移動したり、物陰に隠れたりしてる明さんの動きを、あいつら、思いっきり裸眼で追えている…?
しかも夜だから周囲が暗いハズなのに。
双眼鏡使ったりとか、高いところに移動してて、下から明さんを見下ろしてるとか、そういう描写も一切無し。


…あいつら、視力良過ぎィ!



少なくとも、明さんの動きを追えているゲス岩田の視力は、アフリカのマサイ族なみの、驚異的な視力を持っているに違いねェ!凄ェ!



●謎のサーチライト


今週は、明さんのアクションシーンをあざ笑うかのように、時々サーチライトで辺りを照らすシーンが出てくるんですが
サーチライトで照らせるって事は…。少なくとも、動かせるだけの電力があるってことだよなあ(′・ω・`)
太陽電池とか、バッテリーとかじゃなくて。


発電所で働く吸血鬼とかを想像すると、なんだか微笑ましいなあ(′・ω・`)
そのうち、放射能の影響で、突然変異したスーパー吸血鬼とか(ry



この他にも、回を追う毎にどんどんヒロインっぽくなっていくビッチ幸恵とか、脚ひきずってたくせに、普通に走れるじゃん明さん!とか、突っ込みどころを数えたらキリがないですなあ。


そしてこのタイミングで巨大邪鬼登場だから、やっぱりまだまだ連載はダラダラしそう(′・ω・`)





*1:Re-Logicが開発したサンドボックス型2Dアクションゲーム。steamで安価で購入できたり(時々セールでさらに安くなります)、日本だとスパイクチュンソフトがPS版やPSVITA版などを発売しています。非常に中毒性があるので個人的にはおススメ。