(20150617)「妖怪伝奇 Roku69Bi-ロクロックビ-」第10話 妖怪ネコマタ

グランドジャンプ誌上にて始まった梅さんこと梅澤春人先生の新連載「Roku69Bi」
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●傘女のアンちゃんから逃げる途中、69(ロック)たちの住む寺に迷い込んだネコマタちゃん。金目のものをパクって、ついでに徳の高い沙羅和尚をぶっと殺そうなどと、よからぬ事を企んでる所を、69(ロック)に見つかってしまいます。


このあとの流れは、要約すると、大体こんな感じなんですが…。

69(ロック)「あっ!こんな所で何やってやがるクソ妖怪(ヤロー)!ブチ殺してやるぜ!」

ネコマタちゃん「違ぇーし!私妖怪じゃねーし!ちょっと霊感が強いだけの人間だし!」

69(ロック)「じゃあ本当に人間かどうか、隅々まで調べさせてもらうぜクソッタレー。服脱げよあくしろよ」

ネコマタちゃん脱げば(人間だって納得してくれたら)帰していただけるんですか

69(ロック)「おう考えてやるよ」(逃がすとは言っていない)

なんだこれは…。たまげたなぁ…。


完全にどっかの薄い本みたいな展開じゃないですか、やだー!!


なんでまた、主人公である69(ロック)さんともあろうお方が
妖怪とはいえ、女の子に向かって「服脱げよあくしろよ何か足んねぇよなぁ?」という、TNOK*1みたいなゲスい行為をやってるんでしょうかねえ(′・ω・`)


冷静に考えたら、ネコマタちゃんが本当に人間だったとしたら、首だけのろくろ首が出て来た時点で、恐怖で逃げ出そうとするでしょうし
少なくとも、何処の馬の骨とも分からんヤツに言われるがまま、廊下で服を脱いだりなんて、しないハズですしねえ。
つまり、こんな要求に付き合ってる時点で、妖怪が“私、人間だって思われたい”と必死にアピってる事がバレバレなんですが、
でも、そういう野暮な事はロックじゃないから、言っちゃいけないんでしょうなあ(′・ω・`)



まあ、恥じらいながら服を脱いだりえっちなポーズをとるネコマタちゃんがエロいから良いですけど(;´Д`)。



個人的には、全裸になったネコマタちゃんに、パカーン(ご開帳)させておきながら、69(ロック)が「ダメだダメだ!そんなんじゃぜんぜん見えやしねえ!と言ってるシーンで、声出して笑った。
こんなの「PSYCLOPS」を思い出しちゃうに決まってるだろ!破壊(デストローイ)━━!!



●ところがそんなエロ展開も、ネコマタの正体がバレた瞬間…途端に空気が一変しちまいます。



nkmt
!?


  ヽ、.三 ミニ、_ ___ _,. ‐'´//-─=====-、ヾ       /ヽ
        ,.‐'´ `''‐- 、._ヽ   /.i ∠,. -─;==:- 、ゝ‐;----// ヾ.、
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             ヽ     ー‐==:ニニニ⊃          !::   ト、

おれたちはとんでもない思い違いをしていたようだ。これを見てみろ。
ネコマタちゃんは、てっきりネコの妖怪かと思っていたが

実は!「キン肉マン」のプリプリマンと同じ系統の生き物だったんだよ!!

な…なんだってー!?
これはもう、完全にプリプリマン:title=プリプリマン]じゃないですか!
アンちゃんによると「あれ(尻の顔)がネコマタの本物の顔」らしいですよ。
ってことは、普段は顔にパンツをかぶってるようなものなのか。どこの変態仮面だ(′・ω・`)


これ以降、いちいちお尻がアップになって、しゃべってる吹き出しがあるコマが出てくるたびに、ついつい笑っちまうというシュールな展開が続きますが、戦いの中にも笑いのアクセントを忘れない梅さんのサービス精神は、実にロックと言えましょう。
というか、前半のエロ展開とか、ショタの座敷童子を妖力で操って、自らのおっぱいを揉ませちゃうシーンも、全部プリプリマンのせいで台無しだよ!!


個人的には、沙羅和尚に向かって、ヒップアタックで突っ込んでくるシーンが、最高にロック。



プリプリマン…じゃなかった、ネコマタちゃんのこれからの活躍に、期待がかかりますね!



*1:ゲイビデオ「真夏の夜の淫夢」第一章に出演する、黒塗りの高級車に載ってたホモの暴力団員の男.自らの車に追突してきた3人の大学生達に対し、示談と称して陵辱行為を行った挙句、最後には彼らに殺される。なお、3人の大学生役のうちの1人が、のちに日本ハムファイターズで活躍した多…おっと誰か来たようだ(′・ω・`)