グランドジャンプ誌上にて始まった梅さんこと梅澤春人先生の新連載｢Ｒｏｋｕ６９Ｂｉ｣。
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●前回、６９（ロック）と、輪入道の｢車輪が付いてる物なら何でも操れる｣能力のコンボにより、ハカイボウさんの動きを封じる事に成功。
さあ、あとはシャドウゲイトの主人公みたいに「つかう⇒つるぎ⇒セルフ」で、自らの剣でセルフ自殺させれば全て解決…と思いきや、ここでハカイボウさんの口から…！！
ハカイボウ「やめてくれ〜〜〜！！たのむ…助けてくれ！！
たのむ…許してくれ！！
金輪際この土地には近づかん…お前らにも！！
オレはただ雇われただけで…お前たちには何の怨みも無いんだ！！」
おおっとお！？このあからさまに露骨過ぎる命乞い…！
１０年ほど前に、似たような光景を目撃したことがあるぞ…？
ああっ、アレだ。「SWORDBREAKER」のブロッケン様じゃないか！
でもなー。ついこないだまで６９（ロック）と輪入道に対して、明らかに殺意むき出しにしてたくせに、いまさら命乞いされてもねー。
うそくせー。なーんかうそくせー。
６９（ロック）はハカイボウさんの命乞いの薄っぺらさを見抜いており、当然のごとく、許す気ナッシングなんですが、人のいい輪入道は「その言葉信じていいのか！？」…って、おいこのバカタレ！！
輪入道「この土地やオレたちだけじゃない…人間たちも襲わないと、誓えるか！！」
ハカイボウ「も…もちろん誓う！！信じてくれ輪入道！！
すぐにでも妖力は封印する！
そして、人間社会にとけこみ、ひっそりと生きていく…約束する！！」
うわああ…。このやりとり、ブロッケン様と完全に同じパターンじゃないか！！
「人里を離れ人間のいない山奥にこもり、獣や木の実を喰って一生を終える」ってか！？
全く持って信用なんか、できやしねー！！
「ゴールデンカムイ」の二瓶先生じゃあるまいし、現代社会でそんな事が出来るわけ無いだろ！いい加減にしろ！
とはいえ、輪入道はその言葉を信じて、能力を解き、ハカイボウさんを自由にしてあげます。すると…。
ハカイボウ「知らなかったぜ、輪入道が、こんなにも優しい…」
うん。知ってた。
テメーが改心する気なんて、最初っから、これっぽっちも無いって事ぐらい、分かってた！！
むしろ、変わり身があまりにも早すぎて、読んでるこっちが笑っちゃうぐらいです。
この清々しいほどのクソヤローっぷり、まさに梅澤ワールドですね！たまらねえぜ〜！！
…なお「お人好しの…大バカヤローだったとはな！！！ガハハハハハ」と襲いかかったハカイボウさんですが、このあと６９（ロック）がしっかり後始末とどめをさしました。
これ、ハカイボウさんが命乞いをする前に、あらかじめボディにヒビを入れてなかったら、完全に輪入道の戦犯になっちゃうじゃないですか、やだー！！
それにしても、殺そうと思えば前回のうちに殺せたハカイボウさんを、わざわざ今回まで生かしておいたのですから、最後に彼らのバックについてる謎の組織？についての情報を、ゲロったりするのかと思ってたんですが
まさか、ただ命乞いするだけで終わっちゃうとは、これは完全に予想外でした。
まあ、ある意味ロックではあるんですけどね(′･ω･`)
●こうしてハカイボウさんを破壊（ﾃﾞｽﾄﾛｰｲ）した６９（ロック）達ですが…。コイツを倒したところで、このままでは、輪入道を所持してたオーナーの土地を狙う、第２・第３のアバル信徒が出てくることは火を見るよりも明らかなわけで、その編梅さんはどうするつもりなのか…と思いきや、遺言状一枚で、スパッと解決させちまいました（少々強引な気もしますけど）。
今号の後半は、その後始末の説明描写に割かれているのですが、まあ、ぶっちゃけ過程なんざどうでもいいのです。
重要なのは、「ムッツリスケベの輪入道が、寺の同居人として、レギュラーキャラになった」という事だけ、理解しておけばたぶん大丈夫です(′･ω･`)
こうして、晴矢・露魅王ポジションの、オレ様ヤロー主人公・６９（ロック）に、岡本ポジションの座敷童子、そして一条ポジションの輪入道と、梅澤ワールドの基本を形成するレギュラーキャラが、徐々に揃い出して来ましたよ。
沙羅和尚や傘女のアンちゃんでは少々色気が足りないので、そろそろ、セクシーなボインのポールダンサー妖怪とかを、お色気要員として用意してくれませんかねえ、梅さん(；´Д`)
