(20150509)「妖怪伝奇 Roku69Bi-ロクロックビ-」第7話 伝説の妖怪

グランドジャンプ誌上にて始まった梅さんこと梅澤春人先生の新連載「Roku69Bi」
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●69(ロック)と輪入道による「お前を倒すのは俺だけだ、それまで勝手に死ぬんじゃねーぞ」的な奇妙なライバル間の友情。
これは薄い本が厚くなりますな。
実に少年漫画の王道っぽくて、良いと思います。載ってる雑誌は、思いっきり青年誌だってのはさて置いて。



●今回のお話、最大のポイントは、
“69(ロック)がハカイボウさんの攻撃をタイヤに行くように誘導させ、剣にタイヤを突き刺させておいた後に、輪入道の「車輪が付いてる物なら何でも操れる」能力を用いて、ハカイボウさんの動きを封じる”というシーン。


梅澤ワールドの戦いは、基本は、どシンプルです。圧倒的な強さで押し切るパターンが大半ですからねえ。(たまーに、周りにある障害物とかアイテムを使って、敵を追い詰める…ってのはあったりはしましたが)「強ええのが勝つに決まってんだろ、クソッタレー!」と単純明快で、実にロックともいえます。
ですが、こういう、限られた能力を元に、頭脳線で敵をやっつけるというのが、梅澤ワールドではメチャクチャ新鮮に感じますよ!なんかジョジョっぽくていいぞ!!



●それにしても、この輪入道「車輪が付いてる物なら何でも操れる」能力って、考えようによっては、とんでもないチート能力ですよね。
たとえば、女の子に、車輪の付いた指輪やピアスなどをプレゼントして身につけさせれば、その子を自由に操れちゃうんでしょ?
つまり、女の子の服を脱がせたり、恥ずかしいポーズをとらせたりとか、そんな事まで出来ちゃうんでしょう?
なんて薄い本向けな能力なんだ!


もっとも、梅澤ワールドに出てくるクソヤローどもは、そんな女々しい、回りくどい事なんかしないか。
堂々と女の子を襲って、レイプしようとするに決まってる(汗)
…そう考えると、ムッツリスケベタイプの輪入道だからこその、能力かもしれません。




まあ、エロ以外の目的でも、色々応用が利きそうですしね。たとえば、電車・車・飛行機に乗せて、ターゲットを暗殺したりとか…。
…条件さえクリアしたら、デスノートよりも脅威なんじゃ無いっスかね?
輪入道、その気になれば、新世紀の神にだってなれちゃうぜ!!デストローイ!!



●こうして、余裕ぶっこいてたら、一転して大ピンチに陥ってしまったハカイボウさんですが、今回のお話のうちに、シャドウゲイトの主人公みたいに「つかう⇒つるぎ⇒セルフ」で、ぶっ殺しちゃっても、特に問題は無いように思えますが、わざわざ寿命を引き伸ばしたって事は、なんか新しいフラグを立たせたり、情報を与えたりするんでしょうかね、やっぱり。
バックについてる地上げ屋どもの話とか、クソ妖怪(ヤロー)に協力してる、人間達の存在について、ゲロったりするとか、有るとしたらこの辺りか。