(20150415)「妖怪伝奇 Roku69Bi-ロクロックビ-」第6話 破邪輪

グランドジャンプ誌上にて始まった梅さんこと梅澤春人先生の新連載「Roku69Bi」
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●さ〜て、今週の「Roku69Bi」ですが…。扉絵で69(ロック)が、エレキギターを持ってやがる…。
これもうあれだよな…。梅さん、バンド編やる気満々じゃないですかやだー!


でもコレ、ギターを支えてるようで支えていないような…。



●今回は、輪入道とハカイボウによる、妖怪同士のバトルが繰り広げられるのですが、ここでポイントになるのが、輪入道が身につけている「破邪輪」。


輪入道が、肩パット状態だった破邪輪を手に装着して戦うシーンは、普通にスタイリッシュでカッコいいと思った(こなみかん)



●で、この破邪輪についての解説を、持ち主の輪入道ではなく、なぜか敵のハカイボウさんがしてくれます。


輪入道からも言われてますけど、ハカイボウさん、メチャクチャ饒舌だなあ。そしてユーザーフレンドリーだなあ。


この漫画に出てくるクソ妖怪(ヤロー)どもは、作品内の人間や妖怪に危害は加えるけど、
読者には分かりやすく解説してくれる優しさがありますね。実にロックです。


ハカイボウ「妖怪“輪入道”の武器「破邪輪」か!!
この世で最強の“硬さ”と恐れられ…
戦場では数々の妖怪や妖剣を打ち破ってきたのは、有名な話だぜ!


この勢いのある独特のフレーズ…。鶴田さんの殺人警棒かな?(すっとぼけ)



「出た!輪入道さんの『破邪輪』!!数々の妖怪や妖剣…こいつで打ち破ってきたのは有名な話だぜ!」…って、やっぱり完全にノリが一緒じゃないかwww


この破邪輪がダイヤモンドと同じ構造・硬度を持ってるとか、その破邪輪にヒビが入るところなんかは、完全にソードブレイカーのオマージュ的なものを感じますね。
そのうち、輪入道の破邪輪も、無敵の鎧みたいに変形すんのかなあ。…ダサいデザインの。



●そして今回のお話で、最も気になったのは、ハカイボウさんが「オレたち妖怪と協力関係にある、“ある組織”の人間が…」などと、しれっと口にしているシーン。


おおっとー、強力な悪の組織的なものっぽい存在が出てきやがったぞ…!
まあ、こんなクソ妖怪(ヤロー)どもとつるんでるんだから、この人間も、ろくでもねえクズヤローなんだろうなあ。
一体どんなDQNが控えているのか、想像するだけで、ゾクゾクするぜ…興奮するぜ〜!!



●そんでもって、ハカイボウさんは、ダイヤモンドより硬い物質を体内に取り込み、吸収して、さらに妖力でコーティングされた、超硬い魔人…じゃなかった、妖怪なんだそうですよ。


要するに、このハカイボウさんも、その組織の手によって、改造なりパワーアップなり、何らかのバックアップを受けたってワケだ。
つまり、クソ妖怪(ヤロー)どもは、組織の手によって、人工的に作られた存在だった…!?


そう考えると、コレまで出てきたクソ妖怪(ヤロー)どもの外見が、全然妖怪っぽく無いというか、ドイツもコイツもアバルの魔人みたいな外見なのも、納得できる…。


コイツは面白くなってきやがったぜ…。
とりあえず、こいつらの組織の居城が、魔城ガッデム並みにぶっ飛んだ建造物である事に、期待せざるを得ない。



…あ、ちなみに主人公の69(ロック)ですが、ハカイボウさんが張った悪魔核による結界をあっさり破って、輪入道の助太刀にやってきます。
まあ、古今東西、結界というものは、破られてナンボのところがあるからね。しょうがないね。