グランドジャンプ誌上にて始まった梅さんこと梅澤春人先生の新連載｢Ｒｏｋｕ６９Ｂｉ｣。
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●今回は、６９（ロック）とレイプ妖怪のクソ妖怪（ヤロー）・オニスズメとのバトルを中心に展開します。
６９（ロック）が吹っ飛ばされたりと、早くもちょっと苦戦してるように描かれてますが、これは座敷童子がレイプされかけた女の子をかばおうとするシーンのために、わざとそういう展開にしたんでしょうなあ。
●でまあ、なんだかんだ有って、結局６９（ロック）がクソ妖怪（ヤロー）オニスズメをぶっと殺しました。やったぜ。
第１話のカエンガマさんの時もそうでしたが、６９（ロック）の攻撃って、敵に体当たりして爆発四散！ってパターン多いですね。
まあ、首だけしかないから攻撃手段が限定されてるってのはあるのでしょうが。
というか、SWORDBREAKERのミコリンも、無敵の鎧を身に纏ってからは、ずっと体当たりで敵をやっつけていたような…。
きっとこれは｢体当たりこそ、シンプルかつ単純明快で最強の攻撃方法に決まってんだろ！あぁ〜ん！？｣という梅さん独自の持論なのでしょう。ある意味ロックです。
●第一印象だけで６９（ロック）をレイプ魔だと勘違いして、逮捕しようとするアンちゃん。
思い返してみると、第１話では、カエンガマさんの妖気に気づけず、沙羅和尚を危険に晒したり、カエンガマさんと戦うも、結局はかませ犬にされたり、そして今回も、３年間沙羅和尚の屋敷に住み着いてた、座敷童子の存在に、今まで全く気付けていなかったり…。
なんかアンちゃんって、顔や格好は可愛いけど、地味に役立たずポジですね。
トランスかな？
というより、アンちゃんって、妖怪の死体の片付けとか、レイプされかけた女の子のアフターケアなどといった、事後処理ぐらいしか、まともな事やってねえよなあ…。
やっぱり、梅澤ワールドの警察（ポリ）どもは無能だって、はっきりわかんだね。
そりゃカエンガマさんだって、警察をクソ呼ばわりするわけだ！
いっその事アンちゃんは、６９（ロック）がぶっと殺したはずのオニスズメを「私がオニスズメぶっ殺しましたー！」と上司に虚偽報告するぐらいの、図太くてこすいキャラで突き進んで欲しかった…かも。
●６９（ロック）が座敷童子を「オマエいい根性してるじゃね━━か！！」と褒めるシーンとか
６９（ロック）がオニスズメをぶっと殺したことに対して、アンちゃんが「本当に本当に本当に本当━━！？」と聞いてくるシーン*1は、ＢＯＹやSWORDBREAKERを読んでたファンが見たら、思わずニヤニヤしちゃうシーンですねえ。
特に前者なんて、まんま「ＢＯＹ」の晴矢と岡本のそれですしねえ。うんうん。ファンサービス大爆発ですねえ。
●まとめると、第３話は、１話目２話目に比べるとインパクトやネタ的には劣るものの、普通に梅さんの漫画してて、爽快感がありました。
オニスズメが空に逃げるシーンで「オレの最大の武器はこの飛行能力だ！！ろくろ首などには絶対追いつけないぞ！！」と、わざわざ読者に対して声に出して説明してくれるところなんかも、実に梅さんらしいですね。
「出た！鶴田さんの「殺人警棒」！！ ドス持ったチンピラ五人…こいつで半殺しにしたのは有名な話だぜ！」に通ずるものがありますな(′･ω･`)
このベッタベタな説明丸出しのセリフ…ああ＾〜たまらねえぜ。
●次号予告（５５ページ）によると、６９（ロック）と過去に戦ったことのある妖怪が登場する…みたいな事が書かれていますね。
どういう立ち位置なんでしょうねえ。やっぱり一条ポジションのキャラかな？
アンちゃんは一条ポジションにするにはあまりにも無能というか頼りないキャラですし…。まあ可愛いから許されてるけど(′･ω･`)
●あと、オニスズメが戦闘中に、６９（ロック）について
オニスズメ「これがあのろくろ首か…！！
その昔、妖剣をふりまわし
天上界をも敵に回して暴れまくった伝説の妖怪らしいが…。」
みたいなことを言ってるのがちょっと気になりますね。
「妖剣」…。おそらくこれは、Ｒｏｋｕ６９Ｂｉ予告編において、６９（ロック）が「クソヤローどもをぶち殺しまくろうぜ！！！」と叫んでるコマで手に持ってる、禍々しい刀の事じゃないかと思われます。
まあ現在の６９（ロック）は首だけですけど、某ゴム人間漫画の仲間キャラみたいに、刀を口でくわえた状態で戦えば、全然アリだと思うんですが、出てくるんでしょうかねえ。まあ出しそうだけど。
ついでに「無敵の楯」なんかも出しちゃったりしてくれませんかねえ…？
*1:SWORDBREAKERの第１話、孤児院が解散し、無敵の未成年様が登場する直前のシーンで、似たようなセリフが出てきます。
