(20141223)　彼岸島　４８日後…　第１７話「接近」

「彼岸島」は「週刊ヤングマガジン｣で連載されていた、吸血鬼が住む島｢彼岸島｣を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。

現在は、第３部？に当たる｢４８日後…｣シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手１本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明！！

美少年邪鬼・吉昭をブッ倒し、腹の中にいたボス吸血鬼を見つけ出した明さん。
ところがそこへ、ジョスコにいたもう一人の邪鬼・ユリが現れる…！

「俺はユリの兄貴だ、妹の今の姿から逃げるわけには行かねェ」と、決死の覚悟で見届けるニット帽ケンちゃんと、明さんの目の前で、吉昭に近づいてゆくユリ。
たくさん生える手で吉昭の顔をガッシと掴む…。そのまま共食いするのかと思いきや…。え…接吻！？

そ…そうか。吉昭とユリはかつては恋人同士だった間柄。という事は、これから行われることといったら、いやいやそんなまさか…？

そしてユリが、己のクッソ長い舌で、吉昭の血だらけの顔面をベロベロと嘗め回しだすと…おや？吉昭の股間の様子が…？

立った立った！吉昭が勃った！！

その吉昭に呼応するかのように、ユリのある部分からも、溢れ出す謎のヒガン汁…！

しかしまあ、やっぱりというか、邪鬼の局部には、修正が入っちゃうんですね。
どうせなら黒塗りより、丸太とか、師匠や隊長の顔で局部を隠したほうが、ネタとしては盛り上がったのに(′･ω･`)

そして２つの凹凸が重なり合う…！！

( ﾟдﾟ)ﾎﾟｶｰﾝ

なんてこった！邪鬼同士がｾｯｸﾙをおっぱじめやがった！！
そういえば以前の回で、ニット帽ケンちゃんが何の脈絡もなく｢吉昭のキ●タマでけェなぁ｣とか言い出して、おいおいコイツいきなり何トチ狂ったこと言ってんだ？と思ったんですが、今にして思えば、あれは今回のｾｯｸﾙへの伏線だったんですね！
伏線を見事に回収するピストン矢口先生ェは凄ェ！

吉昭とユリの巨体から繰り出されるｾｯｸﾙのあまりの衝撃に、物は倒れ、ガラスが割れる。
思わず明さんの口から漏れたのは「ありえねェ…なんて迫力…」

いやいや明さん、突っ込むところはそこじゃねェよｗｗｗｗ

まあでも、よくよく考えたら、明さんはまだチェリーボーイですからね*1。邪鬼の迫力あるｾｯｸﾙを前に、釘付けになってしまうのは仕方ないのかもしれません。

そしてニット帽ケンちゃんに至っては…。

健太｢！　あれ？いるじゃねェか、二人とも
ユリと……それに吉昭……お前たち……
元気だったのかユリ…本当は元気だったのか…｣

やべぇよやべぇよ…。現実逃避するあまり、人間の姿でｾｯｸﾙしてるユリと吉昭という、変な幻覚が見えちゃってやがるよ…。
なんで「感動の再会！」みたいなノリなんだよ(′･ω･`)

人間や吸血鬼の死体が散乱し、吉昭のクソまみれで、死臭とウ●コで悪臭漂うであろうこのジャスコで、盛り合う恋人とか、なんなんだよ…。
「ああ＾〜たまらねえぜ。」ってかい？どこの変態糞土方だよ…。

一通りｾｯｸﾙを見届けたニット帽ケンちゃんは、明さんに｢ユリの事は見逃してくれ｣と懇願。すると明さんの口からは｢別に化け物殺しに興味はない、俺は雅を殺したいだけだ｣

おや？いつもの明さんだったら「吸血鬼は全員殺す（ｷﾘｯ）」とか情け容赦ないのに、今回はなぜか優しいですね。
隊長を殺めた事を引きずっているのか、それともｾｯｸﾙ見せてくれたから許す！的な考えなんか(′･ω･`)

まあ、何はともあれ、明さんはユリを殺さないみたいですし、あとはボス吸血鬼を連れてとっとと逃げ出し、次のステージに…と思いきや、ここで前回助けた人間たちが、ユリと吉昭を見て｢うわあああ、化け物ォォ｣と騒ぎ出しパニック状態に。部屋から飛び出しみんな我先に逃げ出し始めちゃいました！
ちょｗｗｗお前らｗｗｗそんなに騒いだら邪鬼に気付かれちゃうだろｗｗｗｗ

あーもう絶対これ、ユリと戦う展開じゃないですか。
まーたニット帽ケンちゃんのトラウマを積み重ねちゃうのか。あーもうめちゃくちゃだよ(′･ω･`)

しっかしまあ、こんな邪鬼同士がｾｯｸﾙしてる回で、１年を締めくくるとか、ほんと邪聖剣肉の万世先生ェは気が狂ってるとしか思えないェ！(褒め言葉)

しかもですよ。彼岸島は毎回、その回のラストを次回の最初のページに繰り返し描写するのがデフォルトになっていますから、新年１発目は、邪鬼同士の濃厚なｾｯｸﾙから始まる可能性が、巨レ存…？