(20140601)今月の海傑エルマロ 第三十二話「悪童、割る。」

「月刊HERO'S」(毎月1日、全国のセブンイレブンとパチンコ屋さんで発売)で連載開始となった、井上紀良先生(以下コピー機先生)の「海傑エルマロ」。今月も書く事にします。

前回までのあらすじ


16世紀。「海賊王に俺はなる!」とかいうどっかのゴム人間みたいな目標を持った大胆不敵で自由奔放な若きサムライ・カイリ(遼介顔)は、永遠の富と幸福が約束されるという「聖杯」および、聖杯を手に入れるために必要な4枚の金貨を求めて、日本を飛び出し大航海へと乗り出します。

 現在は新大陸へ向かう準備としてオランダに滞在中のカイリたち。その金策としてコロンブスが残したお宝コロンブスの卵」に目を付けますが、ひょんな事からカイリはバイキング娘のスカディちゃんのところに転がり込むことに。彼女には婚約者で巨体のナグルファリってのがいるんですが、あまりにデカブツ過ぎるので「あんなデカいのとヤれっかよ!裂けちまう!」と婚約を拒否。そのかわりにBBAを納得させるため、カイリを婿に仕立て上げられた挙句、スカディちゃんと一緒に宝を探すことになっちまいましたとさ。


コロンブスの卵、ゲットだぜー!
親方ぁ!でかい卵の中に、宝石で作られた小さな卵がぁ!
これで新しい船の金も工面できそうで、めでたしめでたしになりそうですね。ヴォロニカ姐さんにまた離脱フラグ立ってるけど。



そして、最近船内で、いい雰囲気になってたエミリオとお初ちゃんですが…どうやらついに一線を越えてしまった模様。


とはいっても、「月刊HERO'S」は青年誌じゃないので、「愛人契約!」とか「今から昂ぶりが鎮まらんのだ!」みたいな、コピー機先生特有のギャグみたいなおセックルシーンはカットですが、合間合間に挟まれるトラのリアクションが、これはこれで味な雰囲気を出しています(′・ω・`)



今回一番笑ったのは、ヴェロニカ姐さんから解放されて走り去るグスマン提督が、陸上選手みたいな綺麗なクラウチングスタートを決めてて吹いた。
まったく、コピー機先生の漫画の連中は、どいつもこいつも、走るシーンがいちいちカッコ良過ぎていけねえや!



もっとも、せっかく解放されたのに、またもやナグルファリにとっ捕まってしまうあたり、コイツもつくづくアレですな。こりゃもう最終回まで骨の髄までしゃぶられるんだろうなあ。(´・ω・) カワイソス。


なお、ナグルファリは、スカディちゃんの事はすっぱり諦めたようで「俺はもっといい女をたくさんはべらせて…うふっ、ふひふはははッ!」などと口にしており…アカン。それ完全にほっこり兄さん化フラグや(゚Д゚;)