(20140501)今月の海傑エルマロ 第三十一話「悪童、跳ぶ。」

「月刊HERO'S」(毎月1日、全国のセブンイレブンとパチンコ屋さんで発売)で連載開始となった、井上紀良先生(以下コピー機先生)の「海傑エルマロ」。今月も書く事にします。

前回までのあらすじ


16世紀。「海賊王に俺はなる!」とかいうどっかのゴム人間みたいな目標を持った大胆不敵で自由奔放な若きサムライ・カイリ(遼介顔)は、永遠の富と幸福が約束されるという「聖杯」および、聖杯を手に入れるために必要な4枚の金貨を求めて、日本を飛び出し大航海へと乗り出します。

 現在は新大陸へ向かう準備としてオランダに滞在中のカイリたち。その金策としてコロンブスが残したお宝コロンブスの卵」に目を付けますが、ひょんな事からカイリはバイキング娘のスカディちゃんのところに転がり込むことに。彼女には婚約者で巨体のナグルファリってのがいるんですが、あまりにデカブツ過ぎるので「あんなデカいのとヤれっかよ!裂けちまう!」と婚約を拒否。そのかわりにBBAを納得させるため、カイリを婿に仕立て上げられた挙句、スカディちゃんと一緒に宝を探すことになっちまいましたとさ。

今回はカイリとナグルファリとのバトルが中心。
やはり巨体攻略は足からですね。分かります。


そういやカイリって、特に何の説明も無く、いろいろ剣術使ってますが、どうやってこういう技を習得したのかとか、そういう説明描写が描かれる場面は出てくるんですかねえ。い今のところ何もないので、えらく不自然に思っちゃうのですが(汗)



そしてバトルを通じて、スカディちゃんは完全にカイリにホの字ですね。
演技のつもりがマジになっちゃった!という、典型的なパターンですが、こりゃ仲間フラグ立っちゃったな。
さっそくヴェロニカ姐さんとやりあってますし、こりゃもう途中で死なない限りレギュラー化決定ですな。どう見ても。


しかしまあ、別に対して悪いやつでも無いっぽいのに、ただ図体がでかいだけで嫌われるナグルファリも少々可哀想な気もしないでもありません。
このまま退場させるには、ちょっともったいない気もしますが、とはいえ、仲間にするにはあまりにも図体を持て余すでしょうから、再利用するとしたら、コロンブスのお宝を手に入れる途中で、助ける替わりに死亡とか、そんなところかなあ。



●…ところで、我らが井上コピー機紀良先生ですが、このたび「近代麻雀」で新連載をおっ始めた模様です。


タイトルは「脱衣転生」
とりあえず第1話だけ読んできましたが、パピヨンマスクを付けた怪しい女と、借金まみれの女性が、両国国技館の土俵の上で、命のやり取りを賭けた麻雀(ツモられたら脱衣)を行なう…という、色々な意味でぶっ飛んだ作品でした。


借金まみれの女が脱衣麻雀で、一枚目にパンツ脱げと言われ、客(コピペ)が「ウオオーッ!」と叫んでる場面とか、クスリとする所もありましたが…、エロさも死の恐怖も、ちょっと中途半端に感じられなくもなかったり。
もうちょっとシンプルでバカバカしい展開でもいいのでは?という気もします。


はたして、第2話以降どういう展開になるのか、全く先が読めないのですが…まあ、長続きするといいなあ。