(20130502)今月の海傑エルマロ 第二十話「悪童、上陸。」

「月刊HERO'S」(毎月1日、全国のセブンイレブンとパチンコ屋さんで発売)で連載開始となった、井上紀良先生(以下コピー機先生)の「海傑エルマロ」。今月も書く事にします。

前回までのあらすじ


16世紀。「海賊王に俺はなる!」とかいうどっかのゴム人間みたいな目標を持った大胆不敵で自由奔放な若きサムライ・カイリ(遼介顔)は、永遠の富と幸福が約束されるという「聖杯」および、聖杯を手に入れるために必要な4枚の金貨を求めて、日本を飛び出し大航海へと乗り出します。

 ラス・パルマスで、実はイスパニア密偵だったヴェロニカ姐さんから「ぶわ〜〜〜っ!!」と唇を奪われ&睡眠薬を盛られ、持ってた金貨を奪われちゃったカイリは、早速イスパニヤの艦隊に殴り込みをかけたところで、織田信長と再会。その後信長のアジトで「俺達と一緒にスペインブッ潰して金貨ゲットするZE!」と持ちかけられ、協力をする事に。同士の中には、かつてインドで一戦交えたドレイク(鎧のおっちゃん)もいたのですが、鎧のおっちゃんの口から、ヴェロニカ姐さんの悲しい過去が明らかに…。


●引き続き、ヴェロニカ姐さんの悲しい過去を話していく鎧のおっちゃん。後にスペイン海軍提督となるグスマンに協力した事、そしてアルマダの海戦でスペイン艦隊をフルボッコした事をドヤ顔で語ります。うぜえ。


しかし、スペイン大嫌いっ子な鎧のおっちゃんが、どうしてグスマンには協力してたんだよぉ〜?ってことですが、どうやら「当時のアルバロ提督ってヤツはマジパネェから、無能なグスマンが提督になってくれたほうが後々楽だしー♪」という、鎧のおっちゃんの戦略だったようです。おっちゃん、こすいわぁ。



●さて、悲しい過去話が終了したところで、スペイン海軍から金貨を強奪する作戦に移されます。
それは、信長・鎧のおっちゃん・あと1人のオランダ人がスペイン艦海軍に特攻し、そのスキをついてカイリと露庵(ヤムチャ)がスペイン本土に上陸、グスマン閣下から金貨を奪うという、シンプル極まりないもの。
しかしまあ、たった3隻でスペイン大艦隊に挑むって言うのも、何だかムチャやのう…。これやっぱり鎧のおっちゃん死ぬんじゃね?何気にヤムチャにも死亡フラグ立ってますけど。


●今月は、カイリとヤムチャが、全く同じポージングで蹴りを入れてるシーンがちょっとツボでした。相変わらずコピーテクニックは健在ですな。


あと、毎回思うんですが、船の上で手旗信号送ってる、森蘭丸の等身が、どう考えても小っちゃすぎィ!
たぶん身長は130cmも無いと思います。完全にショタ要員だコレwww