(20120628)今週のカウンタック #312 未来の怪物

27巻の感想を書きましたー。


 女ナシ、車ナシ、ショボい給料の会社さえ辞めることもできない空山舜34歳(晴矢顔)。浦島龍童じいさんからカウンタックLP400を250万円で譲り受け、「カウンタックLP400を手に入れる」という25年前の夢を叶えることができました。

かつて「アルティメット・ラン」で活躍した夢の自動車(クルマ)「メビウス」改め「ヒエロ」。このたび浦島のじっちゃんがとあるレースに出場するにあたり、舜はドイツの“ニュルブルクリンクサーキット”でテスト走行をする事になりました。ところがダブルブッキングにより、コースに到着したら、なんだか見慣れぬ男達と怪しげな車が待ち構えていました。早乙女ちゃんの交渉の結果、向こうは折れてくれましたが、その中の一人、K・Jという名の大男(DQN)が、納得がいかないのか、ニュルブルクリンクサーキットに謎のマシンと一緒にまさかの乱入!しかし舜は持ち前のドライビングテクニックでK・Jを圧倒しちゃうのでした。


一旦はK・Jに前をゆずったものの、舜も負けじとカルーセルで一気に追い抜き前に出ます。追い抜かれたK・Jは「WOOO!!」と悔しさをあらわにするのでした。


それでも必死にヒエロを抜き返そうとするK・Jは「うわぁぁ、ディフューザーが勝手に伸縮しているううう」などと、脂汗を出しながら廊下を練り歩いてる鬼龍おじさんを見たときのキー坊みたいな驚きを見せます。


しかし完全に先頭に立ったにもかかわらず、舜は一切手を緩めようとはしません。


舜「早乙女ちゃんを侮辱した相手に手加減はしないぞ!!
このまま地平線のかなたへぶっちぎってやる!!」

どうやらK・Jをフルボッコにする気満々のようです。もうやめて!とっくにK・Jのやる気はゼロよ!!


そしてそのままヒエロが先頭でゴール・イン!!


先週よりもK・Jのマシンを更にぶっちぎっており、まさに完 全 勝  利!ってやつですね。
まあ冷静に考えたら、舜はこれでも非公式レースながらF1ドライバーのクリストファー・ギルバードに勝った事のある男なんですから、今更そこいらのチンケなテストドライバーごときに負けるほうが、おかしな話ってモンです。


ここで舜が敗れるって展開は、例えるならば、某格闘漫画で、怪物を超えた怪物と恐れられた男が、今更そこいらのチンケなラーメン屋ごときとボボボッパンパンパンしたら、アバラを出して瞬殺されちゃうぐらい有り得ないですよねェ…って、あれえっ!?


さて、ヒエロから降りて早乙女ちゃんと共に勝利の余韻に浸っていた舜でしたが、その後しばらくするとK・Jのマシンが登場。舜たちの方を見て、何か言いたげな表情を見せるのですが、結局そのままサーキットを出てどこかへと走り去っていくのでした。


舜「車から降りて向かって来られたらどうしようって思ったけど…
ヤツの中にも少しだけも残っていたみたいだな…
ジェントルマンが!」

個人的には、負けた腹いせにソリヤマさんを轢き殺そうとする展開のほうがロックなんだけどなあ。
まあとにかく、つづく。ちなみに次週は休載みたいですよ。



Q:梅雨時は外に出れずストレスが溜まりますが、溜まったストレスはどこにぶつけますか!?
A:散歩です。久しぶりに邦画を観ました。