(20110225)今週の「華と修羅」 第三十四話 思い出の香り

扉絵キャッチコピー
「暴力如きで男(コイツ)の心は砕けない。」

柱文
「正気を取り戻せ!」
「卑劣な兄の好きにはさせない…!」

※ご注意


今週は「裸祭り」です。
回想シーンをのぞくと、ほとんどの連中が裸で登場します。
というか、服着てるヤツが3人しかいません。どんだけ高いんだよ裸率。





「裸執事」の主題歌でも聞きながら今週の感想を読んでいただくと、より雰囲気が出るかも知れません。

まあ、オススメはしませんが(′・ω・`)




次期当主の推薦状を書いてもらう為に、5人の評議員の一人・関薫(35歳)を尋ねる慎太郎。しかし関さんは新(新便器)の手により、酒と阿片のチャンポン状態で女達と9Pを楽しむなど、完璧に「QTS」(急に・昂ぶりが・鎮まらんので)状態に陥っておりました。果たして慎太郎は関さんを正気に戻すことができるのか…!?



先週のラストで、慎太郎は関さんをブン殴って正気に戻そうとしますが、こんな程度で簡単に正気を取り戻してくれるほど、世の中は甘くありません。立ち上がった関さんはヘラヘラ笑いながら、こんな事をのたまっています。

「どうして楽しまないの!
さあさあこの肉の柔らかさときたら!
その若さで欲を律しては体に毒!
いざ女達を連れて行きましょう、みなであの新世界へ!」


もうダメだこの人wwww



挙句の果てには関さんからワインボトルで頭をブン殴られたりと、もう踏んだり蹴ったりです。


もっとも、ワイン入りのボトルで頭をブン殴られたのに、血が全く流れてないとか、どんだけ頑丈なんだよ慎太郎www



とにかく、慎太郎一人では、関さんを正気に戻すのは無理だと判断し、いったん部屋を出ることにします。すると…新便器が姿を現します。








1ページぶち抜きで肉体美を披露する新便器。


なんか以前よりもムキムキボディになっている気がしますが、きっと慎太郎が半年間で男を磨いたように、新便器も半年間肉体を鍛え続けたのでしょう。それに比べて次男と来たら…グフングフン



身体から湯気が出ているので、どうやらシャワーを浴びていたようですが、まさか関さんと「アッー!!」な事をやっていたんじゃ…などと、よからぬ想像をしてしまいます。



結局この場では関さんを正気に戻して連れ戻すことは出来ないと判断した慎太郎は一時退却。明け方再び唐房家の別邸へとやってきます。


う〜〜〜推薦状推薦状
今、唐房家次期当主の座を求めて全力疾走している僕は、唐房家に住むごく一般的な男の子。
強いて違うところをあげるとすれば、華族だってとこかナ――
名前は唐房慎太郎
そんなわけでシャブ付けにされた関さんを連れ戻すべく、唐房家の別邸にやって来たのだ
ふと見ると、ソファーに1人の男が座っていた。






ウホッ!いい便器…!!


新便器のこのポーズ、慎太郎に「や ら な い か」と誘っているようにしか見えません。
非常に「アッー!!」な匂いがプンプンします。
大丈夫なのか今週は!色々とひどいぞwwww



どうやらさっきまでまたまた乱交プレイを楽しんでいたのか、関さんは眠った状態。とは言えこのまま連れて帰られると困るので、慎太郎の前に立ちはだかるのでした。

新「出て行け慎太郎、さもなくば力づくで追い出すのみ
去れ、これ以上私の気分を損ねると、骨の二三本では済まさぬぞ!」


言ってる事はカッコ良いんですけど、白フンドシ一丁で構えを取るもんだから、どうしても視線が股間に行って吹いてしまいます。お願いだから服着てくれよwww


しかしそんな読者の願いなどお構い無しに、新便器は慎太郎が投げてきた小瓶を手で払いのけるなど、高い戦闘能力を披露します。まるで今からガチムチパンツレスリングでもおっ始めそうな勢いです。


払いのけた小瓶は壁にぶつかり粉々に。中には香水が入っていたのか、たちまち部屋が香水の匂いで包まれます。


ここで目を覚ました関さんがこの匂いをかいで驚愕!実はこの香水、一年前に他界した奥さん・なつが使っていた香水だったのです。



こうして亡き奥さんの香水の匂いで正気を取り戻した関さんは、「うわあああ!!」と屋敷を飛び出していくのでした。












まさかの全裸疾走!!


泥酔して「シンゴー!シンゴー!」と叫びながら全裸で外を暴走した、S○APの草○メンバーを思い出してしまいます。


なお、関さんが屋敷を飛び出した際、新便器が関さんを追いかけようとするのですが、慎太郎に止められてしまいます。


逆に言うと、慎太郎が止めていなかったら、新便器もフンドシ一丁で外に飛び出していたわけで…それはいろんな意味でヤヴァイwwww ここは慎太郎ナイス判断と言わざるを得ませんね。まあ慎太郎は慎太郎で、全裸で走ってる男を放置してるわけですから、こっちも十分酷いんですが(w



果たして、フルチン全力疾走した関さんは警察の魔の手から逃れることは出来るのか…!?なんかこう書くと、まるで関さんが主人公みたいですが、まあいいか。とにかくつづく。