Ｕ−１７テニス日本代表（高校生）の合宿に、全国大会でジャンプ読者を（いろいろな意味で）衝撃の渦に叩きこんだ、中学テニヌ界の猛者どもがやって来た！！
U−１７代表精神(メンタル)コーチの斉藤さんから課せられたペアを組んだ者同士でのシングルス対決で勝利した２５名は、ほとんどの中学生テニヌプレイヤーが５番コート・６番コートに集まるほどに台頭。
そんな中５番コートの鬼さんは、同コートの中学生達を率いて、３番コートの入江たちに「総入れ替え戦」を挑む事に。Ｓ３のクラウザーさんの対戦相手は「極妻泣かせのテニスロボット 中河内 外道」。左右に振られて苦戦しながらも、必殺の｢磔御免｣で外道さんをネットまで吹っ飛ばして張りつけ。これでＳＡＴＳＵＧＡＩ、形勢逆転だーと思ったら、なんと外道さんが立ち上がってきた！さあどうなる？
クラウザーさんの「磔御免」を喰らって、ネットに吹っ飛ばされた外道さん。
並の相手なら戦闘不能、これで誰もが逆転勝利かと思いきや…外道さんが起き上がってきた！
「パツキン坊や……テニスに逆転ホームランは無え！」
かっけええええ。
その後も左右にボールを打ち分け、責め立てる外道さん。「バテてんじゃねーぞ、コラ！一撃必殺の大技に頼ってっから体力つかねーんだよ！」と声をかけてますが、聞きようによっては、まるでクラウザーさんを鍛えているかのような感じです。
しかしクラウザーさんはそんなモン知るか！俺は俺のスタイルを貫き続けるぜ！と言わんばかりに必殺技「Southern Cross」で外道さんをひたすらフッ飛ばし続けます。
さすがクラウザーさん。何と言う悪魔的行為なんだーっ！！
しかし吹っ飛ばされても何度でも立ち上がる外道さんも凄ェ！
いつしかこの試合、クラウザーさんのスタミナが切れるのが先か、それとも外道さんがＳＡＴＳＵＧＡＩされるのが先か…。という、人知を超えた消耗戦を挺してきます。
なおこの間、名古屋星徳の留学生たちが帰国する中、クラウザーさんだけが日本に残ると言い出す回想シーンが入るんですが、良く見るとクラウザーさんの他にも、包帯やらでケガしてるヤツが２人ほどいます。
クラウザーさんは悪魔化した赤也にフルボッコにされてたから分かりますが、他の連中まで…。一体何をしたんだ立海の連中ｗｗｗｗ
結局互いに激しい消耗戦となったこの試合は、最後はクラウザーさんのスタミナが切れてぶっ倒れ、外道さんの勝利。
なんと言う事でしょう。外道さん、名前と外見やヤクザ丸出しなのに、テニス自体は実にクリーンだったのです！！
とは言えさすがの外道さんも、最後のほうはもう足ビッコ引いて、明らかにフラフラなのですが、倒れたクラウザーさんを鬼さんの所まで担いで｢コイツ強くなるな｣とニカッとスマイル！スポーツマンシップに則った、美しい男です。やっぱり外道さん超かっけえええ。
しかしこの試合、周りのギャラリーからして
「普通の相手ならあれでKOっすね」とか
「今回のは相当ダメージを負ったようだぜ…」とか、
普通のテニス漫画とは思えないセリフてんこ盛り。
つくづくテニヌとは恐ろしい競技やで…。
さて、続いてのＤ２は赤也・白石の紅白コンビ。何でコイツ等がダブルス組んでんのかちょっと疑問でしたが、
実は白石は柳から「悪魔化は生命をも脅かすほどキケンだから止めて欲しい」とお願いされていた事が判明します。
…って、自分達で勝手に悪魔化させといて、あれﾔｳﾞｧｲから止めて欲しいと他人任せにするなんて、酷い話だなあ。
というか先に本人に言えよと(′･ω･`)。
でまあ、対戦相手の松平・都ですが、松平ってのは、最初のボール拾いの時（コミックス１巻参照）で、越前のかませ犬になった、マグナムサーブの人のお兄さんでした（たぶん）。
上が弟。下が兄貴。
並べてみると、ああーやっぱこいつ等兄弟だなって気がしてきます(′･ω･`)
でもってコイツも「フラワー」という必殺サーブを持ってるわけです。
つーか構えが普通にキモい（ｗ
しかしこっちは速い打球でツイスト回転し、白石ですら反応できないほどの凄いサーブ。弟とは違うのだよ、弟とは！と言わんばかりですな。
そんでもってこいつ等から執拗な挑発を受けまくっていた赤也は、ガマン出来ずについに｢ヒャーッハッハッハ！｣と悪魔化！！ラケットで対戦相手に殴りかかろうとする勢いですが、ここで白石が包帯巻いてる左手で暴走を阻止！
「約束は守ったで柳クン
せやけどオサムちゃんとの約束は守れへんみたいや」
と言いながら白石は左腕の包帯をほどくのです。
って、まさかの毒手フラグ回収ktkr！！
一体あの左腕に隠された秘密は何なのか気になりますが、まあ許斐先生の事ですし、左腕から封印されてたバケモンが飛び出して、対戦相手を食い殺すとか、そういう展開になっても一向に驚きませんぜ(′･ω･`)
