(20091126)今週のカウンタック #216 BLOODY LEGEND!

 女ナシ、車ナシ、ショボい給料の会社さえ辞めることもできない空山舜34歳(晴矢顔)。浦島龍童じいさんからカウンタックLP400を250万円で譲り受け、「カウンタックLP400を手に入れる」という25年前の夢を叶えることができました。

ぼったくりバーに引っかかったせいで、舜とコルベッ子たんはDQNに捕まり、リーダー格のDQN阿久目さん(JJ)の手によりドラッグレース用の車で引きずりの刑に遭うハメに!!しかしコルベッ子たんの機転?により、なぜか、舜とJJがドラッグレースで勝負する流れになります。そして1時間以内に車持って来い(゚Д゚)ゴルァ!と言われたので、コルベッ子たんは在日米軍の軍人ジョニーに電話して、お願い。そして待つ事50分…米軍のヘリコプターにドラッグレース用のコルベットを搭載したジョニーがカッコ良く登場!!



先週ヘリで颯爽と登場した、カッコいいジョニー。しかし到着したら、友達のジュリはなんか変なDQNにナイフ突きつけられてるわ、ソリヤマサ〜ンは上半身ハダカで車に縛り付けられてるわで、なんか変だぞ〜?と思った時には時すでに遅し。ジョニーはあっさりと、DQNどもに手錠をかけられ、捕まってしまいました。



おそらくこのシーンを読んだ多くの読者は「なんだよジョニ−、軍人のクセに弱っちいぜクソッタレー!!」などと、ジョニーの使えなさっぷりに憤慨しておられる事と思います。とはいえ、ここでジョニーが手錠をブチブチっと引き千切って、一人でDQNをぶちのめしてしまっても、漫画的にはつまらんしなあ。まあ、ロックではあるけど(w


ところが、これを逆に考えるとですよ


梅澤ワールドのDQNが、ついに米国軍人をも凌駕した


という、画期的事実が明らかになったともとれるのです。

すでに梅澤ワールドのDQN達は、警官(ポリ)程度など恐れもしませんから、強さをわかりやすーく図式で表すと

DQN>>>>米軍兵士>>> 超えられない壁 >>>>>>警官(ポリ)


と、こうなります。


まあ、さすがのDQNたちも、七剣邪とかヤクザ空手には負けるでしょうし、DQNと言ってもピンからキリまでいますから一概には言えませんが、これは個人的には、大変なセンセーショナルである!と思います。
軍人相手でも一歩もひるまず、悪を貫き通すDQN…想像しただけでゾクゾクするぜ、興奮するぜ〜!!



ともあれ、ちゃんとジョニーの手により、ドラッグレーサー用の車が用意されたので、舜を解放し、更に武士の情けか「男(ヤロー)の乳首なんざ見たくねえ」という理由で舜にシャツを着せてあげる優しいJJ。


そんなJJは、実は闇のドラッグレース(賭けレース)のドライバーでした。

マフィアのボスにドライビングの腕を見込まれたというJJは、その潤沢な資金をバックにマシンを仕上げ、ほとんどのクラスで勝ちまくって、たんまり金を稼いでたみたいです。

じゃあなんでそんなヤツが、日本でショボいぼったくりバーなんかやってるんだYO!!とか、そんな無粋なことを言っちゃいけません。きっとなんか事情でもあるんでしょう。PSYCLOPSを再結成するとか。



さらにJJの自慢めいた講釈トークは続きます。ドラッグレースのクラスってのが色々あるようですが、ジョニーが持ってきた車は、偶然にもJJ達の持つ車と同クラスプロストリートクラス”のコルベットでした。


まあ、ご都合主義展開といえばそれまでですが、もしもジョニーが違うクラスのマシンを持ってきていたら、JJは勝負を受けてくれなかったわけで、舜たちはそろって引きずりの刑に遭っていた事でしょう。ですからここはラッキー♪とでも思っておくべきなのです。
そうじゃないと、急にコルベット持って来いって言われたから、ヘリで駆けつけたら、いつの間にかワケのわからんイザコザに巻き込まれ、引きずりの刑に遭っちまったら、言われた通りに車を用意しただけのジョニーがあまりにも気の毒すぎますしね(′・ω・`)


「久しぶりに血が騒いだぜ!!
オマエみたいなショボいサラリーマンが…このオレに勝てることなんざ
何一つないってことを…教えてやるぜ!!」


wktkが止まらない感じのJJですが、なんかコイツ、サラリーマンに対してやたらと敵対意識が強いように感じます。過去になんかあったんですかねえ。アメリカの賭けレースで負けた相手が、日本のショボいサラリーマンだったりとか(w 


というわけで、つづく。


Q:これこそ我が家の家宝といえるモノを教えて下さい。
A:やはり漫画原稿です。色々な思いが入っているので。