(20091021)「あんな」 #1

今月号の月刊ヤングジャンプ梅川和実先生の短期集中連載作品「あんな」が掲載されています。
読んでみたら思ってたより面白そうなカンジだったので、せっかくだから感想を書いてみます。

なお、日記のタグには便宜上「わー太」がついてますが、「わー太」とは関係ありません。あしからず。



山奥のペンション「のらやまねこ」に、「谷山祥子」という、可愛らしいおにゃの子がやってきます。


彼女を文章で表すと、外見は「ガウガウわー太」のみさと先輩に遠藤まいたんの成分が3割ぐらい混じってるような感じで。性格は「スノーホワイト」のひよりたん気味なところがあるけれど、しかし…といったところ。


でも彼女の正体は、飛ぶ鳥どころか飛行機も落としそうな売れっ子画家「あんな」
彼女の絵の大ファンであるペンションのオーナー「近永龍未」(決してイケメンじゃないけど純朴そうな好青年)はサインもらっちゃって大喜びですが、いつしか彼女に心惹かれ…いやいや俺なんかじゃ超不釣合いだぜー。


ところがひょんな事から崖下に転落したあんなたん。命に別状は無かったものの、それまで絵が描けなくなったことへの精神的プレッシャーの影響なのか、一時的な記憶喪失状態に。
やがて記憶を失ったあんなたんから「私達…恋人どうし…とか、な、なのかな…?」と言われて、思わず「うん」嘘をついちまった近永さん!!


こうして憧れの画家と、つかの間の、そしてまさかの恋愛関係が成立!!嗚呼、夢なら覚めないでおくれ、そして戻らないでおくれあんなたんの記憶!!そしてなんという職権乱用orz



とまあ、文章で表すと、だいたいこんなところ。
以下はポイントごとのぼそぼそっとした感想でーす。



●記憶喪失になった女性に対して、自分が恋人だと名乗り出て、結ばれちゃう…。というこのパターン、どっかで見た事あるなーと思ってたら、あああれだ。「覇王愛人」で同じだ(w


まあ、アッチの場合は2人の関係がメチャクチャになって、セクースする事でしかつなぎ止められないでいるというただれた関係だったのが、その状態をリセットして、再び結ばれるという展開なワケですから…なんか、やっぱり全然違うな(w



●あと、お色気様子を指摘するとするならば…201ページのラストのコマ、あんなたんの入浴シーンで…。


乳首がありますよ、奥さん(;´Д`)


これが「ジャンプSQ」に掲載されてたら「Dr.るっる」並に大絶賛されてたかもしれませんが、月刊YJじゃそれほどのインパクトは無いかなぁ、さすがに(w


…え?そんなシーンの画像なんてはっつけませんよ。ええ貼りませんとも。ご自分の目で確かめてみたらいいと思いますよ(′・ω・`)



●でも個人的には、乳首よりも、最後の方のページで、あんなたんが「私達…恋人どうし…とか、な、なのかな…?」と恥じらってるシーンの方が破壊力があるような気がします。「わー太」とかの女性キャラじゃあまり見せない表情だっただけに、なんだかすごく新鮮です。
あの表情を淳子たんが見せていたら…と想像すれば、それだけでご飯3杯はいける自信があります(;´Д`)ハァハァ



●ストーリー的な考察をするならば、あんなたんの過去がどうにも気になるわけです。山奥のペンションで2人っきりというシチュである以上、あまりこれ以上人物が出てくるとは思えない(出て来てせいぜい2〜3人でしょう)もので(回想シーンを見た限りでは、天涯孤独の身…なのか?)。



いずれにせよ、次回が激しく気になります。
ということで、来月も書きますので、お楽しみにー。