(20090713)ガウガウわー太2 #39 「永遠の命」

突然、吐血してぶっ倒れてしまったわー太。しかし症状は絶望的。太助はわー太の「みさと殿と会話させてくれ」という最後の頼みを聞き入れ、みさと先輩の前で動物と話せる力を発動。そしてわー太はみさと先輩に「これからは自分の幸せの事だけを考えてくだされ」と、今にも泣き出しそうな太助に[男なら泣くな、強くなれ太助、我が友よ」と言い残し、安らかな表情で…ウワァァン・゚・(ノД‘)・゚・



 わー太の死に慟哭するみさと先輩。すると太助は(みさと先輩はホントはこんなに細くて弱い人なんだ…ダメだ、ほっとけない!!)と、ここでみさと先輩を抱きしめて「オレがあなたの傍にいますから!オレがあなたを守っていきます!!」と、まさかの再アタック!!


 確かにみさと先輩の彼氏である、阿達直哉という人は、欠点らしい欠点の見当たらない、まさに完璧超人のような男性です。普通にやったら太助が付け入る隙などどこにもありません。このような完璧な相手から一本を取る(交際相手を自分に振り向かせる)としたら「力づく」「相手の心のスキをつく」など、奇襲を使わないといけないワケで、これではどうしても太助が卑怯くさく見えてしまう…。


 あと、太助はここで(わー太に言われたんだ、オレは強くなる!!)と自分に言い聞かせていますけど、いや、わー太はそういう意味で言ったんじゃないから、ソレ多分!!


 さあ、再びアタックされたみさと先輩は…まあ、一度断ってる事ですし、それはさすがに…ええっ?まさかのOKサイン…だと…!?


         ナ ゝ   ナ ゝ /    十_"    ー;=‐         |! |!
          cト    cト /^、_ノ  | 、.__ つ  (.__    ̄ ̄ ̄ ̄   ・ ・
ミミ:::;,!      u       `゙"~´   ヾ彡::l/VvVw、 ,yvヾNヽ  ゞヾ  ,. ,. ,. 、、ヾゝヽr=ヾ
ミ::::;/   ゙̄`ー-.、     u  ;,,;   j   ヾk'! ' l / 'レ ^ヽヘ\   ,r゙ゞ゙-"、ノ / l! !ヽ 、、 |
ミ/    J   ゙`ー、   " ;, ;;; ,;; ゙  u ヾi    ,,./ , ,、ヾヾ   | '-- 、..,,ヽ  j  ! | Nヾ|
'"       _,,.. -─ゝ.、   ;, " ;;   _,,..._ゞイ__//〃 i.! ilヾゞヽ  | 、  .r. ヾ-、;;ノ,.:-一'"i
  j    /   ,.- 、  ヾヽ、 ;; ;; _,-<  //_,,\' "' !| :l ゙i !_,,ヽ.l `ー─--  エィ' (. 7 /
      :    ' ・丿   ̄≠Ξイ´,-、 ヽ /イ´ r. `ー-'メ ,.-´、  i     u  ヾ``ー' イ
       \_    _,,......::   ´゙i、 `¨ / i ヽ.__,,... '  u ゙l´.i・j.冫,イ゙l  / ``-、..- ノ :u l
   u      ̄ ̄  彡"   、ヾ ̄``ミ::.l  u   j  i、`ー' .i / /、._    `'y   /
              u      `ヽ  ゙:l   ,.::- 、,, ,. ノ ゙ u ! /_   ̄ ー/ u /
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  ゙   u  ,./´ "  ``- 、_J r'´  u 丿 .l,... `ー一''/   ノ  ト 、,,_____ ゙/ /
        ./__        ー7    /、 l   '゙ ヽ/  ,. '"  \`ー--- ",.::く、
       /;;;''"  ̄ ̄ ───/  ゙  ,::'  \ヾニ==='"/ `- 、   ゙ー┬ '´ / \..,,__
、      .i:⌒`─-、_,....    l   /     `ー┬一'      ヽ    :l  /  , ' `ソヽ
ヾヽ     l      `  `ヽ、 l  ./  ヽ      l         )  ,; /   ,'    '^i 

ちょwww直哉さんはwww

 いくら心の隙を突かれたとはいえ、まさかここで乗り換えてしまうとは。これでは「バハムートラグーン」のヨヨに匹敵するビッ(ry



 こうして2人は抱き会って、結ばれる事になるのですが、なんというか、太助は抱き合ってるなかで


          ,      /〃ハヾ  / ∧∨〃、ヾ} l| :}ミ;l\
        /〃// / 〃l lヽ∨,〈ヾ、メ〈 }} ;l リ ハ l`!ヽ.
          //' /,'  ,' 〃 l l川/,ヘ丶\;;ヽ/:'/〃∧ l ト、:l !
         〃,'/ ;  ,l ,'' ,l| レ'/A、.`、\;;ヽ∨〃/,仆|│l }. |、
         i' ,'' l| ,l ' l. !| l∠ニ_‐\ヽ;\,//,イ| l | l ト/ λ!   、
.        l ;  :|| ,'i:/ l| |:|: |``'^‐`ヾ∨`゙//|斗,l ! | ,タ /l.| l  三__|__
       l ' l |」,' l' lハ |'Ν    ̄´ /` ,|l_=ミ|! ly' ,〈 :|| |  口 |
        |l .l H|i: l | ゙、| l        _.::: ,!: l厂`刈/ /!} :l|    ‐┬‐
        |! :l |)!| ! |  ヽ      '´ ’/'_,.   ノイ.〃/|!    │田│
        l|l |l 「゙|l |`{             ..   _   |}/,ハ l     ̄ ̄  
       |!l |l、| !l :|.      ‘ー-‐==ニ=:、__j:)  l'|/|l リ    、 マ
ヽ ̄ニ‐、__.」乢!L!lヱL」__           ー、 `'''´   从「 /     了 用 
 \ `ヽ\      /l |       / ̄´     //        '"`ー‐
.  ,、  l  ゙、    / ' |、      {        /l/         ,
   '}  l  ゙,    /   |:::\      }     ,.イ/          レ |  
   l  l   l  ,.イ   l:::::::::\__   `'-‐::"// |′          ノ
   l   !   K ヽ,、 \「`''''''''"´:::::::;;:" //          
.    l   l   ト、\( _.... ヽ  .:.::::::::;;″ /'       _    
\   |  l|  八、ヽi´    | .:.:::::::::::::i' .:/'"´ ̄ ̄ ̄ ,.へ\

みたいなツラしてるのかなあって、一瞬想像してしまった(′・ω・`)
うわあああ…そんな太助きゅんなんか見たくねええええ。


するとここで犬福センセ登場し、いきなりとんでもない事を言い出します。


「――太助、奇跡を起こす方法が一つだけあります
太助、あなたの持つ神の力――特別な力と交換です
その力を全て使えば、わー太くんの命を奪った原因を取り除く事が出来ます」


ええっ!?ここでまさかの神の力?以前タヌキの吾作が下半身麻痺になった時、太助から「カミサマなんだから何とかしろ(゚Д゚)ゴルァ!」と迫られた時は「――どうにか出来るなら、私は獣医なんてしてませんよ」って言ってたのに。


…まあそれは置いといて、要するにわー太を生き返らせるには「太助が動物と話せる能力と永遠の命を捨てて、人間として生きる事」ということ。人として生きるのか。それとも神として生きるのか。生き方を迫られた太助は迷わずに


「おれはネ申をやめるぞーーーーッ!!」



数日後、場面は変わって空港。結局直哉さんは一人でアメリカへ留学することになりました。
見送りに来たみさと先輩に「よかったな良い奴が見つかって」とニッコリ笑える直哉さんマジ良い人過ぎる。そして(´・ω・) カワイソス。
(ちなみに太助はみさと先輩の付き添いで来たという感じなので、直哉さんを見送ってません)



太助が空港から帰ってくると、何故か犬福センセの姿は無く、待ち構えてたママンから、突然「あたしと犬福さんに仕事が入ったの」と言われます。
つまり、ふたりはどこかの神社の石なり石像なりに入らないといけなくなったワケで、太助とはここでお別れです。


というわけで、太助はいきなり天涯孤独の身に。もちろん主のいなくなった社動物病院も閉業決定。常連だったシズばあちゃんとかマジ涙目過ぎ。
でも太助は獣医を目指すためバリバリ猛勉強を開始するのです。
(今までも勉強はしてたと思いますが、なんせイベント多すぎてそれどころじゃなかったっぽいし)



こうしてわー太は生き返り、太助はクロたんなど動物と話せる能力を失いましたが、何故かわー太とだけは会話できるまま。
ちなみに入口に貼ってあった「どうぶつのみなさんへ なんでもごそうだんください やしろどうぶつびょういん」という張り紙を付けたままにしてるのは、少なくともわー太が生きてる間は、わー太が通訳を買って出るから…という意味だと思われます。



ひまわりが出産し、太助が子供を見に来たシーンで、まいたんが1コマだけ出てきますが、一緒にみさと先輩が来たためか、ものすごーくバツの悪そうなツラしてます。(´・ω・) カワイソス。
…ちなみに淳子たんに至っては、最終回1コマも出て来ませんウワァァン・゚・(ノД‘)・゚・


ラストはみさと先輩、わー太、クロたんに見送られた太助が、試験のため、葦布大学の門をくぐる後ろ姿でおしまい。なんとなーく


「オレはようやく登り始めたばかりだからな
この はてしなく遠い 獣医坂をよ・・・」


って背中が語ってます。というか、まんま男坂じゃんか(′・ω・`)



…思えば、うちのHPのかなり初期の頃から、この作品を追っかけてたのですが
それが最終回とは、感慨深い…。


でもその肝心の最終回が…。
正直「こ れ は ね え よ」と思う。


まあ実は最終回の内容は、実際にREX買う前から知ってたのですが、実際に読んでみると、梅たんの展開が上手なので、それほどひどい内容には見えなかった…という印象が。
正確には「うまく収まったように見せている」の方が近いかも。


でもこうして文章で書いてみると…やっぱり酷いな。
わー太ハァハァスレで皆さんが最終回のオチに否定的な意見ばかりで、叩きまくっているのも無理ないと思います。


太助が人の道を選ぼうが、神としての道を選ぼうが、どっちも反発はあったと思いますが、わー太があっさり生き返っちゃったり。あんな別れ方しといて、なおかつひまわりとの間に子供を残してるフラグ立ててるのに、あっさり生き返られても、うーん。フラグブチ壊しじゃないっすか。
個人的には、生き返らせないままの方が良かったのでは、と思うのです。


また、犬福センセとママンがいきなりいなくなっちゃうのも、必要性が感じられません(強いて言えば「永遠の命」が枷になったのかも)。
でも、いくら顔を見ると辛くなるから&太助が大学通えるために貯金を残して置いてたと言っても、これが今生の別れになるかもしれないのに、顔を見せない犬福センセはちょっとどうかと思う。
まあ、ママンは「最初から要らない子」だと思ってたんで、別にいなくなっても構わないのですが(w


まあ梅たんは巻末コメントで「皆のおかげで描き切る事が出来ました。有難う!」と言ってはいるんですけどねえ・・・うーん。