(20090417)今週の夜王 第298話 「美憂の過去3」

 オーナーからロミオ2号店の店長を要請された遼介は、2号店の場所を大阪ミナミでやりたいと宣言。一緒に修さんも大阪に行く事となります。
 最初はトラブル続きでしたが、それでも最終的にはみんなで一致団結し、ある程度やれそうな雰囲気になりました。そんな中、ふとしたことから遼介と知りあった美憂(キンタマ女)がヴィクセスのNO.1 ホスト、柳直夜と兄妹である事が判明。しかし彼女は兄・直夜を憎んでおり、そんな彼女の口から語られる回想話では直夜が血の繋がらないオヤジを包丁で刺してブッ殺してしまいました!?さあ遼介の反応は?



 あの柳直夜が血の繋がらない父親を包丁で刺してブッ殺した…。
 あまりにも衝撃的なキンタマ女の回想シーンを聞かされた遼介は「そんなバカな…いや、しかし俺には信じられません」と、遼介にしては珍しくまともな反応を見せます。
 が、キンタマ女は遼介が同情してくれなかったのが気に食わなかったのか「顔も見たくねえ!出てけ(゚Д゚)ゴルァ!」などと突然ブチ切れ、遼介は家を追い出されちまいました。


 いやあ、そんな事言われてもねえ。一方的なお話だし、キンタマ女視点でしか回想して無いし、そもそも自分の身から出たサビで暴漢に襲われたのを(直接じゃないけど)助けてやったのに、出てけ(゚Д゚)ゴルァ!はねえだろとか…なんだかキンタマ女がすごくDQNな女に見えてしまうのは自分だけでしょうか。



 さて、遼介を家から追い出してもの思いにふけるキンタマ女が思い出していた光景は、セーラー服姿のキンタマ女が、オヤジブッ殺して服役中の兄・直夜に面会した時の事。
 面会に応じた直夜のツラが「働いたら負けかなと思っている」のニート君そっくりで吹いた。


 でもって、なんでお父ちゃん殺したんや!と詰問するキンタマ女に殺す理由を語る直夜の表情がまた物凄い事になっています。なんというか、まさに外道!!」というフレーズがぴったりの、釣り画像っぽい邪悪な笑みが、悪い意味でステキ過ぎます(′・ω・`)


 そして改めて直夜の真意を知ったキンタマ女は「ウチとアンタはもう赤の他人や!!」と決別宣言。幼い頃直夜からもらった、思い出のクマのぬいぐるみを、思いっきり手でビリビリッと引き裂く…って、ちょwww握力Sugeee!!


 なんか思わず「サムライソルジャー」の江田が、クマのぬいぐるみを真っ二つに引き裂くシーンを思い出してしまいました。
 しかし渋谷のガタイのいい不良ならいざ知らず、女子高生のキンタマ女が、人形をビリビリに引引き裂くとか、どんだけ握力凄いんだ。そんだけ握力凄かったら、こないだのチンピラだって、一人で追い払えるんじゃないのかよと、突っ込まずにはいられません(w



 そしてラストは、そのキンタマ女が「アイツとはちゃんと決着をつけなあかんな…!」と、自らヴィクセスへ乗り込むところで、次週へつづく。
 しかし緊迫?しているシーンの最中での「いらっしゃーい!!」(縮小コピー)はかなり違和感がありますなあ。