(20090214)今週の夜王 第289話 「風評被害」

 オーナーからロミオ2号店の店長を要請された遼介は、2号店の場所を大阪ミナミでやりたいと宣言。一緒に修さんも大阪に行く事となりますが、その大阪では今までのように上手くはいかず…。それでもツンデレ修さんが遼介の前に立ちはだかったりしたりしてるうちに、ようやくロミオ大阪店の連中も一致団結。ところがそんな矢先、みんなで焼肉店に行こうとした途中で変なババアが現れ「(お前らのところの剣星が)ウチの店の金盗んだんや!!」などと言いがかりを付けてきたから、さあ大変。



 十三でスナックをやってるというババアの証言によると、ちょこちょこ店に顔を出していた剣星は、ある日店で飲んでたら急に包丁を取り出して店の売り上げ金200万円を強奪した…そうな。
 いきなりそんな事言われても、にわかに信じがたい話ですが、そのうち「皆さぁ〜ん!このロミオて店は強盗を雇ってますよー!」などと周囲にわめき散らします。
 なんというクレーマー!!展開的な悪質ババアキャラですな(w


 しょうがないので遼介自ら「その200万は俺が払います」と提案。「剣星も追い詰められて止むに止まれずやったのでしょう」などと、この後に及んで相変わらず部下を信じ続ける甘ちゃんぶりです。
 修さんも(こいつの甘さは筋金入りだな…)と、麻生総理に対する小泉さんのように、怒りを通り越して笑っちゃうぐらい呆れ果てていますけど、まぁ相手があんなババアじゃ仕方ないのかもしれません。この場を切り抜けるためには。
 でも遼介って、振り込め詐欺とかに引っかかりやすいタイプでしょうねえ。特に老後は。


 結局、変なババアのせいで、焼肉店での打ち上げは中止に。勇司(金髪修さん)は「剣星どんだけ迷惑かけんだ(゚Д゚)ゴルァ!」とブチ切れて、電柱にケンカキック!!
 この蹴りシーン描写は、絶対、修さんの蹴りのシーンで使い回すつもりですね!!井上先生ならマジでやりかねませんから恐ろしい(′・ω・`)



 そして…場所は変わって「ヴィクセス」店内。やっぱりあのババアは、ヴィクセスの数馬(真壁)の放った刺客であり、遼介が200万払おうが払うまいが、どっちにせよロミオのイメージダウンに繋がる妨害工作を行う気満々のようです。まったく、とんでもないババアだなー。
 しかし薄暗い店内に、真壁・ババア・そして剣星(遼介の言動に心が揺れ動いてます)の3人がいるという構図は、まるで戦隊モノの悪の幹部基地の内部みたいで、妙に笑えます。



 そして翌日…。銀行で200万円下ろした遼介はその足でババアの店へ向かい、金を支払います。ババアが嬉しそうに金勘定をしていると…。


「その金、渡す必要はないですよ遼介さん!!」


 次の瞬間、剣星が登場!!煽り文字には「待ってたぞ!!」の文字が出てますが…いや、誰も待ってなんかねぇから!!


 何はともあれ剣星にまで仲間フラグが立って、真壁が「ウオオオーッ!!」される日が確実に早まったところで、次週へつづく。