遼介はエリート刑事の霧崎京一郎（肉便器）の手により、とあるキャバクラ嬢への自殺教唆の疑いでﾀｲｰﾎされ、根性焼きまでさせられますが、夜王の手助けによって釈放。自分を陥れた黒幕をふん捕まえる決意をします。
そんな中、肉便器は１人になったところで、鉄パイプを持った覆面の皆さんに襲われます。誰も頼らず傷ついた肉便器が訪れたのは…麻美のマンション。そしてそこで、肉便器の口から明かされる自らの過去。そのあまりにも壮絶な生い立ちに、マジ号泣状態の麻美なのでした。
さて、こうしちゃいられねえぜ、とっとと犯人捕まえないとと起き上がろうとする肉便器ですが、傷口が｢ズキィーン｣と痛んで、苦痛の表情を浮かべてまたベッドへと逆戻り。
しかしこのシーンは、まるで肉便器が銃弾で胸を打たれた描写にしか見えなくて笑えます。
あと、麻美は包帯を巻き過ぎだと思います。アレじゃ肉便器がミイラになっちまうぜ(w
…というわけで、どうやらしばらく肉便器は動けないっぽいので、当分出番はお預けのようです。まあ、今までが活躍し過ぎてたからなあ(′･ω･`)
さて、勝手に人の家の前でぶっ倒れていた陵辱系エロゲー大好き刑事の扱いに困った麻美は、遼介を呼び出して、事情を説明。
でも肉便器との接点を描いてる回想シーンで｢ゲハハハハ！！｣が使われているのには吹いた。お前、よりにもよってソコかよ！！
これはやはり麻美が肉便器によって調教されているという肉奴隷フラグってヤツですか井上先生！？
そして話をひととおり聞いた遼介は、肉便器を麻美に預けて、肉便器のかわりに黒幕を捕まえる事を宣言。まずは肉便器の部下である藤田刑事に電話をかけ公園に呼び出し、共闘を持ちかけます。
え？どうして遼介が藤田刑事のケータイの番号を知っているかですって？
それは遼介が肉便器の上着を勝手に漁って携帯を盗み見て、藤田刑事の電話番号をゲットしたからなのだー！！
…って、ちょｗｗｗそれ犯罪wwwww
しかも「悪い奴を捕まえるための"超法規的措置"ってことで！！」などと完全に開き直ってるあたり、タチが悪過ぎます。
最初はいろんな顔芸を見せていた藤田刑事ですが、最終的には「完全にお前を信用したわけじゃないが、利害が一致する限り協力しよう！」とガッチリと握手を交わし、こうして奇妙な共闘が成立。
しかし「アンタが態度を改めるなら協力してやってもいい」とか「あの男が回復するまでの、期間限定の共同戦線だ！」などと、ものすごく偉そうな態度の遼介が、別の意味でイカします。
とくに"あの男が回復するまでの〜"というセリフは、明らかに「利用するだけ利用したら、後はポイ！！」という汚い本心丸出しで、とても主人公がのたまうセリフとは思えません。
まったく、なんでこんなヤツが主人公なんだろう、この漫画は(ｗ
