今週のカウンタック #151 F40 VS F40!!

 女アリ、車アリ、190km/h出しながら女をイかせるフィンガーテクニックを持つシンちゃん(フェラ男)??歳(DQN顔)。かつては年収150万円のフリーターだった彼ですが、ひょんな事から宝クジで2億円を引き当てて、フェラーリを次々と乗り換えて豪遊したりと、まるで漫画のようなうらやましい生活を送り、その模様を自らのブログ(女のセクシーショットもあるYO!)にうpしていました。
 ところがたった2年で2億円が底を付いたので、フェラ男は最後に持ってたフェラーリ2台を売り払って獲た2000万円を軍資金に、競馬で一発逆転を狙います。フェラ男のあまりのムチャっ振りに、スーパーカーの神様が哀れに思ったのか、最終的に資金は4500万円に倍増。
 そしてフェラ男はその4500万円全額をはたいて、フェラーリF40を購入。非合法の賭けレースで金を稼ぐべく、自らのブログに「や ら な い か ?」と、対戦相手をつのったところ…酔狂にも対戦相手が名乗りを上げて、首都高でバトルをする事に!!



 フェラ男の対戦相手は、同じF40乗りで、グラサンをかけた、なんだかドライビングテクニックが凄そうな男。

 おいおいこんな強そうなのに勝てるのかよフェラ男!ってのはさておき、そもそもこのグラサンは、何の意図があってこんな酔狂な勝負を挑もうと思ったのでしょうか。グラサンが勝った所で、特にメリットなんて無さそうなのに、いやむしろ負けた時のリスクを考えると。よほどの理由が無い限り挑まないはず。すると…。


「宝クジの当選金や競馬で勝った金で何を買おうが自由だ!
オレはただ、アンタの趣味の悪いブログの中で――
神聖なる“跳ね馬”がネタにされているのが不愉快なだけさ!」


要するにこのグラサンは「テメーのblogはうぜーんだよ、ファック!!」と言いたいようです。
「だったら見なけりゃいいジャン」と思っちまうのですが、コイツが見たくも無いblogを毎日チェックして、わざわざ勝負を挑んだのかな−と想像すると、実はコイツ、かなりのツンデレなのかもしれません。うん、きっとそうに違いない(w



まあ、なにはともあれ、とっととレースをはじめようぜー!!ってことで、早速ルールを決めることにします。ルールは以下の通り。

●首都高C1一周勝負。谷町JCT方向へ左回りし、先に外苑ランプを出た方の勝利。
●フェラ男が勝ったらF40にちなんで40万円をいただく。
●グラサンが勝ったら、フェラ男のblogは閉鎖される。
●車が事故や故障で走行不能になった場合、走ってる車の勝ち。
●対戦相手が事故って死んだらレースは無効
(逆にいえば、生きてさえいればレースは有効で、報酬をいただく、またはblog閉鎖)。


さて、一通りルールを決めたところで、フェラ男はル・マン式」スタートでやるぜクソッタレーなどと提案します。
ル・マン式」とは、ドライバーがコースの反対側から走っていって、車に乗り込む…所からはじめるスタート方法です。
しかも、グラサンの車がPA出口に近いというのに、位置はそのままで良いという太っ腹。
まさかの大サービスに、おいおいいいのかよ?とさすがのグラサンも戸惑うのですが、ここでフェラ男の口から意味深な発言が…。


「あんた…“跳ね馬”となら心中できるか?
もしそれがハッタリだったら――オレには勝てねえぜ!」


おいおい、なんだかずいぶんカッコいい事言ってますが、どこから出て来るんだその自信(w



そして携帯のアラーム音を合図にレーススタート!!
グラサンは早速自分のF40に向かって走り出し、車に乗り込みドアを閉めると、シートベルトを着用して…って

フェラ男がもう発車してる――!!


「正気かアイツ!!?
シートベルトを着けずにスタートしやがった!!」


ドライバーがコースの反対側から走っていって、車に乗り込む「ル・マン式スタート」が中止になった理由。それはドライバーがスタートを急ぐあまり、シートベルトを着けずに発進して、事故って命を落とす危険があったから。
つまり、勝利のために命を捨てられるのか…。
そして、フェラ男が口にしてた「跳ね馬と心中できるか?」というのは、まさにそういう事だったわけです!!
悔しがるグラサンですが後の祭り。悠々とスタートダッシュに成功したフェラ男は…。


「オレは…跳ね馬(オマエ)となら死ねるぜ!!」


しっかし、言っていることだけはやたらとカッコいいんだよなあ、フェラ男は。中身はただのバカなのに(w


Q: 「ふだんの仕事場の様子、特徴を教えて!」
A:「AMラジオが流れていて、ボク以外無口です(笑)」