デトロイト・メタル・シティ TRACK65「GRUDGE」


 クラウザーさんが勘違いから、佐治くん達「テトラポット・メロン・ティ」の再結成ライブをメチャクチャにしてた頃、クラウザーI世の結成ライブに招待されたので、足を運んでみたシャッチョさんと和田。


 I世の演奏はハンパなくヤバく、自らの爪で自らの身体を傷つけ、鮮血が迸る自虐的パフォーマンスを見せたり。クラウザーさんのような、一軒滑稽だけどなんか凄いというパフォーマンスではなく、コチラは純粋に「凄え!」という、ある意味正統派…に見えます。
 とにかくオーディエンスは大盛り上がり。見ていた和田もただただ圧倒されます。


「し、信じられねぇ…
Mステ出てない奴でこんな凄えバンドがいたなんて」


お前の基準はあくまでもソレかい(w



 でもってライブ終了後にクラウザーI世の楽屋前で待ち伏せをするシャッチョさんと和田。すると間も無く息を弾ませたI世がやってきて、シャッチョさんと激しい舌戦を繰り広げます。
 その間トランプの手品でI世に挑むものの、完璧にスルーされてる和田(´・ω・) カワイソス。でもトランプを引いてあげるあたりに、I世の優しさが感じられます(w



 結局言いたい事を言って、自分の楽屋に入っっちゃったI世。「暗い鉄の檻の中で」とか「オレから全てを奪った貴様を」言ってるので、やっぱりシャッチョさんに相当の恨みを持ってるようですが、果たしてコイツは一体どんな罪を犯して刑務所に入ったのか…。強盗? 強姦? クスリ? 人殺し?


そんなもの…クソ喰らえだ! そんなものは見えやしね―――――!!
そしてシャッチョさんの口から明かされる、I世の犯した罪とは…。



「痴漢だ」


そしてソレと同時に楽屋から現れたのは…言われてみれば確かに痴漢とかやりそうなツラをしたオッサン!!
ま…まさかコイツがI世の正体…!?でもこのオッサン、すぐに競馬新聞とするめのおつまみを手にしたりしてるし、いやまさか、そんな…。




やっぱりコイツだった―――!!


しかしこれは完全に予想外。しかしあんなオッサンでも、あそこまでメタルをやれるのだからたいしたもんだ。シャッチョさんとの関係もか気になるー。


 そしてクラウザーさんは…。やめるタイミングを見い出せず、「テトラポット・メロン・ティ」やりたい放題ブチ壊ししてたのでした。
 個人的にはコンタクトを落としたお客さんの前で、ダンダン踏みつけるクラウザーさんに吹いた。この地味な悪魔的行為は、Ii世特有だなあ(w



若杉公徳先生の巻末コメント
「犬飼の大野川のおじさんに怒られました。」