今週のカウンタック #148 棚からディアブロ!?

 女ナシ、車ナシ、ショボい給料の会社さえ辞めることもできない空山舜34歳(晴矢顔)。浦島龍童じいさんからカウンタックLP400を250万円で譲り受け、「カウンタックLP400を手に入れる」という25年前の夢を叶えることができました。



 今週からは新展開。仕事から帰宅途中の舜の携帯に、早乙女ちゃんから電話が入ります。もうすぐ車検のLP400ですが、ウチで車検をやりませんか…というお誘いなんですが…そこから先が普通じゃありませんでした。


「これは浦島様のサービスですので――
自賠責保険から整備費用まで、全て無料でやらせてもらいます」


 浦島様ってのは、かなり最初の方に出てきた、舜にカウンタックLP400を250万円で譲った、「すごいよ!マサルさん」に出てくる「さかきばらのぶゆき校長」に雰囲気がそっくりな、とんでもない金持ちのじっちゃん。
 山の中のガレージにコンコルドを所有しているという、ロックのかたまりのような人物なのですが。そのじっちゃんが、(車検を)タダでやってやんよと言っているのです。

 無料(タダ)!!こいつはなんとも景気のいい話だー!!しかも車検に出している間、代車――替わりの車もバッチリ用意してあるってんだから、太っ腹どころの騒ぎじゃありません。さすがじっちゃん、ロック過ぎだぜー!!


「この際、何か興味ある車に乗ってみてはいかがですか?
浦島様の“何でも”は…本当に何でもですよ」


 早乙女ちゃんもそう言っているので、舜はナオミたん(女だてらにディアブロを乗りまわしている社長さん。シングルマザー)も所有している、ディアブロのVTロードスターを代車として指名するのでした。
 ちなみにじっちゃんの方では、ディアブロは全種類揃っている…らしいです。やはりこのじっちゃん、タダ者じゃねえええぇぇ。



 というわけで、代車とはいえディアブロを乗り回せるとなって、楽しみだなー♪と浮かれている舜ですが、自宅で車雑誌を読みあさっていると、気になる記事を発見します。

スーパーカー系面白ブログ特集」

年収150万円だったフリーター男が
「宝クジ」で当選し2億円をゲット――
その現金(カネ)で次々とフェラーリを買いあさっていく
サクセス(?)ライフをつづったガチブログ


「宝クジが当たったらスーパーカーを買う!――
このセリフを言う人はたまにいるけど…
まさか本当にそのラッキーをものにした人がいたとはね!」


 ↑舜はこんな事を言ってますが、それを言ったら、お前がカウンタックを手に入れた経緯だって、十分ラッキーだったじゃんか!!というツッコミはしないであげましょう(w


 とにかく興味のわいた舜は、早速そのブログを拝見する事に。そのブログとは「SUPER CAR BLOG F王子のスーパーカーライフ」。

 ブログ内には「これがリアル2億円だ!!!!!!!」と、大量の一万円札を輪ゴム止めした札束の群れが写っている画像があるので、どうやらコイツはマジで2億円を当てたようです。

 なんとも凄い話ですが、「この辺のセンスが、ちょっとアホっぽいなーうp主」という気がしなくもなかったり(w


 その後も、最初に買ったF40は1週間で全損。車両保険をかけてなかったから3500万円がパーになったとか、いろんな武勇伝が掲載されていたのですが、「360モデナから365BBに乗り換えた」という文章を目にして、舜は思わずあの男の事を思いだしてしまいます。

 そう…あの男を!!












 


ここでまさかのシンちゃん(フェラ男)再登場!!


 何という 神 展 開 !!まあアイツなら「これがリアル2億円だ!!」みたいなバカ画像、平気でブログに載せそうだしなー。多分間違いない(w


 そういえば今週の最初の方で、中山競馬場で馬券を握り締めているフェラ男らしきヤツがいましたが…もしかしたら2億円の貯金が底を付いてしまったのか!?

 なんだかいろんな意味(フェラ男的に)で来週が気になってしょうがないぜー!!まあとにかく、つづく。



巻末コメント
Q: 「自分を動物に例えると何ですか?」
A: ペガサスです。動物占いでそう出ました(笑)