今週のカウンタック #145 奇跡

 女ナシ、車ナシ、ショボい給料の会社さえ辞めることもできない空山舜34歳(晴矢顔)。浦島龍童じいさんからカウンタックLP400を250万円で譲り受け、「カウンタックLP400を手に入れる」という25年前の夢を叶えることができました。
 かつての愛車「MR2(AW11)」を買ったりしてお世話になった、中古車販売店「フューチャー・モータース」の未来(ミキ)社長に、カウンタックの勇姿を見せようと久々に店を訪れた舜。しかしその社長は既に他界、跡を継いだ娘の真弓たんからも、今月じゅうに店をたたむと言われてしまいます。ところが店をたたむ直前になって、15年前に盗まれたはずの「デロリアンDMC−12」が見つかったという知らせを受け、警察署に行ってみると…!!



 警察署の駐車場の一角に、無造作に停めてあった一台の車。コレこそが15年前に盗まれたはずの「デロリアンDMC−12」。
 持ち主である未来社長の娘・真弓たんは「ボロボロのデロリアンなんて見たくない」と言ってるので、まずは舜がそのデロリアンと対面を果たします。デロリアンを見た事の無い舜の感想は「ボディはくすんだ銀色で、地金の鉄がむき出しっぽいけど、それ以外は比較的キレイ」…というもの。


 ところが真弓たんから「もともとデロリアンは無塗装のステンレスボディなんだYO!」と指摘され、あのデロリアンはボロボロどころか、メチャクチャいい状態を保っている事が判明!!

 最初は見るのを渋っていた真弓たんにもデロリアンを見せてみると「なんでこんなにキレイなの!!?」とビックリしてます。
 それもそのはず。その外見は、まるで15年前からタイムスリップしてきたかのように、綺麗なままだったのだから――。


 と、ここで担当の警察官の人が出てきて、パパンである未来社長(本名:未来万太郎)の車検証とか、デロリアンスペアキーなどを見せられ、いきさつを説明してくれます。もともとアメリカにあったこの車を日本の輸入業者が手に入れて、整備しようとしたらパパンの車検証が出てきたんで、盗難車だと判明。偶然パパンが盗難保険のオプションを付けて無かったもんで、所有権がずっと生き続けていたので、警察に届けられた…そうな。

 それは、ラッキーとかそんな次元を通り越した、まさに“奇跡”


 そんでもって、早速スペアキーを使ってドアを開けてみると、近未来的なガルウイングドアが見る者を圧倒させます。なんかカコ(・∀・)イイ!!

 そんな中、車内も15年前のままで懐かしいなーとアレコレ見ていた真弓たんが、ある物を発見したところで…今週はおしまい。



 …とまあ、なんか駆け足であらすじをなぞってみましたが、なにげに今週の扉絵を見ていたら、なんか気になる記述を発見

 真ん中の右っ側あたりに「取材協力/武井宏之」…って、

ちょwww「シャーマンキング」「重機人間ユンボル」武井先生じゃんかwwww

 思わぬところで意外な名前が出てきたので、腰が抜けたぜクソッタレー!!


 なるほど、今週は「デロリアンDMC−12」が、いろんな角度でいっぱい描写されていましたけど、これは「武井先生がデロリアンを持っている」って事なんでしょうなあ。
 それを撮影したヤツを、梅さんが描いている…と。


 なんとも夢のある話…というか、武井先生の名前が出てきただけで、すごくロックな気分になるから不思議だ(w


巻末コメント
Q: 「今、注目の芸人は?」
A: 世界のナベアツ。この笑いは現代アートだと思います。