遼介はエリート刑事の霧崎(肉便器)の手により、とあるキャバクラ嬢への自殺教唆の疑いでタイーホされ、根性焼きまでさせられますが、夜王の手助けによって釈放。自分を陥れた黒幕をふん捕まえる決意をします。
その手始めとして、自分と同じ名前のホストである「ダンディクラブ」の涼介(リョウスケ)の情報を得るべく、遼介のなじみの客である麻美を、客を装って偵察に向かわせるんですが、その席で麻美は、涼介が怪しげな注射器を持っているところを目撃してしまい…?
麻美は早速この事を遼介たちに報告。なんだかいきなり核心に近づいた感じで、卓也(ヤムチャ)は「やっぱりその野郎だ!これから行ってふん捕まえてやろうぜ!」と鼻息荒くしてて、修さんに止められています。
まあ、まだ涼介が遼介をハメた張本人かまではわからないのですが、このままだと麻美にも身の危険が迫るかもしれないので、これ以上深入りはさせられないという結論に達します。
「お願いですからしばらくは歌舞伎町に来ないで下さい…
ホスト遊びを控えてできるだけ家にいるようにしてください!」
遼介にこう言われて、渋々納得するも不満そうな表情の麻美にちょっと萌え。
でもよくよく思いだしてみたら、たしか麻美って、歌舞伎町で働いてるソープ嬢じゃなかったっけ…?じゃあ駄目じゃん!!
さて、その頃今週の肉便器は、警察庁(本庁)にいました。目的は上司である次長に会って、圧力をかけて遼介を釈放させた奴を突き止める、探りを入れるため…。
廊下をコツコツ歩いてこっちに近づいて来る肉便器のツラが、不自然なコピー顔(95ページ1コマ目・2コマ目)で、のっけから爆笑モノですが、初登場の五島次長のツラが、これまた見事な、コピーしやすそうなツラをしていて、またまた盛大に吹いた。
…と思っていたら案の定、早速97ページあたりから、五島次長のコピー顔が連発。節操が無いなあ。
しかし、さすが我等がコピーネ申井上先生!!新春早々、コピーテクニックに磨きがかかっていやがるぜ(w
肉便器は早速本題に入るんですが、次長からも、肉便器の関っている事件で何か動きがあったら今後は逐一自分に報告してほしいとお願いされます。
一旦は了承する肉便器ですが、次長室を出た途端、いつもの汚い表情で本音爆発。
(狸ジジイめ!何が“期待してる”だ…
俺を子飼いにして、手柄を全部自分のものにしようって魂胆だろうが!!
だが、そうはいかねえ…望み通り上り詰めてやるよ…
逆にアンタを利用してな!!)
う〜ん、この激しい2面性がたまらないなあ。さすがだ。
ちなみに本編とは(たぶん)関係ありませんが、肉便器は、学生時代に剣道をやってたことが判明します。
やべえ、すごく見てみたいぞ、肉便器の剣道シーン!!番外編として漫革あたりでやってくれないかなあ(w
さて、遼介に「お前店くんな(゚Д゚)ゴルァ!」と言われた麻美ですが、今まで散々ホスト遊びやってたヤツが、いきなりお預けくらってしまったら、そりゃそのうち我慢も出来なくなると言うもの。仕事場と家の往復だけの一日なんて、息が詰まるっちゅーねん。
なーんて思っていたら、麻美の携帯に涼介から電話がかかってきました。今日お店に来て、ついでにアフターなんかも付き合ってくれると嬉しいなーとの、お誘いの電話でした。
どう考えても「罠」丸出しで「行っちゃらめぇぇぇ!!」フラグ立ちまくりんぐなのですが、ここで情報ゲットしたら遼介は私を見直してくれる…と、麻美はOK返事を出してしまうのでした。
「じゃあ、お待ちしてます…」
その涼介は、便所でシャブをお注射してて、とろーんとした表情に!!
確かにすごーい表情ですけど、陸のゲッソリしてる表情とかに比べたら、ちょっと見劣りするかなあ。
こうして麻美に、あからさまな死亡フラグらしきものが立っちゃったところで、次週へつづく。