TVアニメ ひぐらしのなく頃に解 第16話 「祭囃し編 其の参 「終わりの始まり」

今週からは新展開…というより、原作では「カケラ紡ぎ」の場面に入ります。
要するに、いろんな短いエピソードがてんこ盛りになっているエピソード集みたいな場面なんですが、アニメではコレらを上手い事つなげて、一つの物語にしてます。


すげー。正直、感心した(w



舞台は雛見沢村にまだダム建設計画の話がもちあがっている時からプレイバック。ダム建設説明会の場で、ダム建設を進めようとする国側に、ダム建設反対派である園崎お魎(婆っちゃ)がバッサリ反対を打ち出すんですが…ここでダム建設賛成派の村人からちょっと待ったコール。とくに賛成派の中心的存在だった北条…つまり、悟史きゅんと沙都子たんのパパン(とはいえ、血は繋がってないんですが)は、怒り心頭。
 婆っちゃに対して「ブッ殺したる…前へ出ろクソババアー!!」などと叫んだり、激しい格闘やりだしちゃったりと、大暴れ。すげー!!


 


…でもよくよく考えたら、弟があの「鉄平」なんだから、このぐらい素行が悪くても、「ああ納得♪」と思ってしまうから不思議(w



 いつの間にやら説明会は、賛成派と反対派の大ゲンカに発展し、国側は放置プレイ状態。そんな荒んだ場にちょこんと座っている羽入たんは、とっても悲しそうな表情で、その様子を見ているしかありません。


「みんなが真っ赤な怒りに染まっていく…
全てはあの時、止める事の出来なかった僕を…
ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい…」


まあ確かに、ここで羽入たんがみんなを止めてりゃ、この後の悲劇はある程度抑えられたかもしれんしなあ。
まったく使えないスタンドだぜー。



さて、「カケラ紡ぎ」では本編の時系列になる前…KOOLが学校にやってくる前の話のエピソードが多いので、必然的に悟史きゅんと沙都子たんにも、かなりのスポットが当たります。久々登場の悟史きゅんが新鮮に見える♪


叔母夫婦と上手く行かずに精神的に苦しむ沙都子たん(すでにL5状態)。悟史きゅんもそんな沙都子たんが重荷に感じてくるようになり…イリーは何とか沙都子たんを救ってやりたいと思うんですが、ナースルックに黒タイツがエロ過ぎなタカノンはというと…。


「沙都子ちゃんがもしこのまま、回復不能な状態に陥ったら
治療方法を確立するための貴重な資料になるんですもの
大切にしなくっちゃあ…くすくすくす」


解剖する気マンマンだよ(((( ;゜Д゜)))


また、時系列がちょいと前後しますが、雛見沢症候群の研究がまだ上手く進展しない頃には「生きている人間の脳を解剖しましょう」なんて言い出したりもしてます。怖いよう(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル


「いずれ亡くなる方に、ほんの少し早くお休みいただく…
というだけの話ですわ、書類上はね…」


そして、さっそく小此木に検体の手配を頼んじゃってます。本気だ、ヤツは本気だ!!


おじいちゃんの研究を完成させ、世に認めさせるためには、手段を選ばない!!これがタカノンの“強い意思”!!


ああ、先週までの、あんな可愛らしいおじいちゃんっ子が、何をどう間違ったらこんな事にorz



で、その直後に、トミーとタカノンがデートしてる場面が入ります。
雨宿りでバス停に二人きり。タカノンがトミーに体を寄せるたびに、トミーが頬を赤らめまくっていて、なんか初々しい。萌えるぜ(;´Д`)ハァハァ


 


しかし、さっきまで「人間を生きたまま解剖する」なんて言ってたせいか、タカノンが、トミーを利用するために誘惑している悪女に見えてしまう・゚・(ノД‘)・゚・
ホントはここ、タカノンとトミーの初々しい初デートシーンで、ホンワカするハズなんだけどなあ(w



そして場面は、連続怪死事件の1年目、ダム現場監督がSATSUGAIされちゃう真相の裏側が垣間見れるシーンに突入。
まあ、簡単に書くと、雛見沢症候群でKOOL化した監督がツルハシで襲いかかったので、みんなで正当防衛で返り討ちにしたら死んじゃった…。
そして、死体の処理に困っていたところで、主犯格の男がいつの間にかKOOL化してて、死体をバラバラにして各自で持つように強制をした…。というのが真相。


このあたりのシーンはかなり過激で、正直よく放送できたよなあ…ってのが正直なところ。
監督の表情が大変イカれていて、実にKOOLです(w


 


ちなみに、この後の別シーンで、クラウドが、監督をSATSUGAIしたのは園崎家だ!!と決め付けちゃうシーンが出てきますが、まったくの見当ハズレだったってワケです。(´・ω・) カワイソス。


でもって、主犯格の男は、この後山狗に捕まって、貴重な解剖資料として拉致されちゃいます。ご丁寧に監督の右腕を所有した状態で。
イキのいい検体が手に入ってタカノン大喜び。


「こんな社会のクズが相手なら、入江所長も解剖に躊躇はないのでは?」


最初、倫理観から解剖に躊躇するイリーでしたが、最後にはついに解剖を了承しちゃうのでした。
しかしこの場面、イリーにタカノン、小此木はいいとして(この場面では出てこないけど)、この場面でトミーの姿が!?


しかも「しかしL5です。治療の余地はないかと…」などと、解剖にGOサインまで出してるー!!


これでは「鬼隠し編」で、トミーがKOOLに「嫌な事件だったね…腕が一本まだ見つかって無いんだろ?」と言ってるのが、すごく白々しいじゃないか(w


やっぱりさっきのタカノンの誘惑に篭絡されちゃったのか(w



そして最後(EDのあとです)では、梨花ちゃまが魅音にKOOLの出現をチラリとネタバレするところで、おしまい。
でもこのシーンの梨花ちゃま、なんだか皆殺し編」の記憶をしっかり受け継いでいるように見えます。原作だと(以下略




次回予告ー。



鉄平人気あり過ぎ。
そして、最後の「ピーッ」は何なんだ?何なんだヨォーッ!?