今週の夜王 第225話「悲劇のチャイム」

 瑠美子さんが陸に付けた300万円の付けを返済して貰うため、「スナイパー」の武藤店長から有力な情報を聞きだした遼介・修さん・卓也(ヤムチャ)の3人は、瑠美子さんの住む家を見つけ出しますが、瑠美子さんが返済能力がないので、かわりにダンナに払って貰おうと、ダンナが社長をやっている会社に向かいますが…その会社は、桜井ちゃんが所属する芸能プロダクションだったのでした。



(“エアライズプロダクション”は千夏ちゃんが所属する会社で
そこの社長が、あの瑠美子さんの亭主…
何という偶然なんだ…)


 赤ひげ薬局のオッサンにツラがソックリな、この白井社長(以下、ツラがソックリなので「赤ひげ」と表記します)、もともと桜井ちゃんのスキャンダルのせいで遼介たちにいい印象を持ってないんですが、女房ののぶ代(瑠美子さんの本名)がその遼介の店で借金を作ったと知って激高。


「…貴様ら…千夏といい、のぶ代といい…どこまでわし等を食い物にする気だ!
最初からこれが狙いだったのか!?」


 でも、のぶ代に返済能力が無いということと、赤ひげがあんまり騒ぐもんだから社員たちが何事かと騒ぎ出しちゃったので、とりあえず、のぶ代をまじえて自宅で話し合いをする事に。


 そしてここで、桜井ちゃんの力を借りたいけど連絡がつかないので、昔の芸能人人脈を使って桜井ちゃんの事を調べるって事で、ここでヤムチャが遼介達と別れます。
 ああそうか、ヤムチャは元アイドルだったんだっけ。そんな事すっかり忘れてましたよ(w


 しかし、これは初めてヤムチャがまともに活躍しそうな予感!!こいつはwktkだぜ!!


 もっとも、芸能人の人脈だったら、遼介もそれなりに持ってるはずなんですけどね。瞳さんとか、本村哲也とか。井上先生も倉科先生も、そんな事はすっかり忘れてそうだけど(w



 そしてのぶ代のいる自宅に到着。赤ひげから「またやりやがったな(゚Д゚)ゴルァ!」とこっぴどく叱られて、のぶ代は涙目。姉妹に也逆ギレしだして夫婦ゲンカをおっぱじめてしまいます。ああ、みっともないったらありゃしない。


 とはいえ、桜井ちゃんのスキャンダルのせいで、かなりの被害を被ってるって事もあり、赤ひげは「ワシは絶対に払わんからな!!」と、こちらも強硬。「お前有名なホストなんだから300万ぐらいでガタガタ抜かすな(゚Д゚)ゴルァ!」とまで言われてしまいます。

 まあ、ぶっちゃけ遼介が肩代わりすれば速解決するんですけどね。陸は納得しないでしょうけど。


 また、赤ひげは当事者である陸がここにいない事にもイチャモンを付けてきます。まあそれは至極もっともな主張なので、遼介は携帯で陸を呼び出します。
 のぶ代は「ちょっと、それはやめてよ!」などと言ってますが、そんなものは見えやしねー!!



 …しばらくしてインターホンが鳴り、修さんに連れられて陸が登場。陸の目は赤く充血し、表情も完全にイッちゃっております。なんだか「ワカメ野郎」呼ばわりされたら、マジでヴィクター化しそうな勢いです。

 その陸はのぶ代の顔を見るなり…。



「…てめえが…てめえのせいで…
許さねぇ…許さねぇ…


死ねやあぁ―――っ!!」



 突然、隠し持っていた出刃包丁で、のぶ代に襲いかかる陸!!

「キャア――ッ!!」という悲鳴と、迸る鮮血!!はたしてのぶ代の運命は!?


…まあ、ここでおとなしくのぶ代が刺されるとは思えませんので、多分遼介あたりが庇って、どっかを傷つけるとか、そんな流れに鳴るものと思われます。


 個人的にはここで赤ひげが陸から包丁を奪って、いきなり「これが愛に生きた男の死に様だ!!」と叫んで自決したら神展開…って、これじゃ「セーラー服心中」か(w