TVアニメ ひぐらしのなく頃に解 第13話 「皆殺し編 其の八 終末」

 梨花ちゃまの家に集まった部活メンバー。しか氏いつまで経っても来てくれると言っていたクラウドたちは現れません。


 


この後スタッフ山狗が美味しく頂きました♪



 邪魔者のクラウドたちを始末して、一方タカノン&小此木は「作戦を決行」する気満々。山狗たちも準備に余念がありません。


「計画に変更は無いわ…始めなさい
…今宵、古手神社にいた全員が忽然と姿を消し“鬼隠し”となる」



 そのまま夜遅くになり、警官が交代したところで、KOOLたちは帰され、部屋の中には梨花ちゃまと沙都子たんのみに(外に警官はいますが)。
 用心の為洋服のまま寝る事になった梨花ちゃまに、羽入たんが声をかけてきます。それは「もうすぐ…時間がやってきますのです」という、あまりにも残酷は一言。梨花ちゃまの心に諦めムードの空気が襲いかかります。


(駄目だ…この感情に飲まれるな…信じろ、信じろ、信じろ…!!)


 心配する羽入たんに梨花ちゃまは…。


「大丈夫よ羽入…私は抗う…
たとえ明日殺されるとしても
今夜殺されるという運命にだけは抗う…!!」



 そして、突然家の中に山狗の皆さんが進入。家に待機してた警官は瞬殺されちゃいます。
 ああ、直前に交代した警官は本当に命拾いしたなあ、とつくづく思う(w



 梨花ちゃまと沙都子たんは、既に家を抜け出し、逃走。最初は沙都子たんの仕掛けたトラップが上手い事決まったのですが、悲しいかな、追いつかれてしまいます。


 追ってきた山狗の存在を知り、やっぱり黒幕がタカノンだったと確信した梨花ちゃま。ソレさえ分かればここで殺されても、次の世界に記憶を引き告げれば対処ができるのですが…。
 迫る山狗の皆さん。沙都子たんは自らおとりになって梨花ちゃまを逃がそうとしますが…。


(ここで私が逃げれば沙都子が…!!
そんなの駄目だ!!沙都子は殺させない、この身に変えても!!
でも、私が生き残らないと、せっかく掴んだ事実が消えてしまう…!!
この記憶を残さなかったら、無駄死になんだ…!!)


 大切な親友の沙都子たんを取るか、記憶を残すために、沙都子たんを見捨てて生き延びるか…!?原作だとここで選択肢が出て(と言っても実際には選べませんが)、緊迫感を煽るんでしたっけねえ。



 しかし、やっぱり沙都子たんを見殺しには出来ない…!!と、敢えて逃げの選択肢を捨てます。運命なんてブチ壊せるんだと教えてくれた人がいるのだから…!!


 と、そこへKOOLたちが登場!!不意打ちで山狗の皆さんを撃退します。なんというグッドタイミング!!


 帰り道、山狗の皆さんの気配をレナが感じ、みんな武器を持って戻ってきたわけです。KOOLは金属バット、詩音はスタンガン、そしてレナは…。



 


まずいまずい、今の時期にそれはまずい!!



 その後、逃走する部活メンバーは山狗のモノらしき車を発見。コレを奪って魅音の家の地下祭具殿に逃げ込めばとりあえずは安全…。なんか魅音が運転できるらしいし…。

 無免?そんなものは見えやしね―――!!



 ってなわけでさっそくみんなは周囲にいる山狗の皆さんに襲いかかります。


 梨花ちゃまがおとりになって、他のみんながフルボッコ。一人だけ何も武器を持ってない魅音の身体能力の高さには驚かされるばかりですが…。
 そういえば鉈持ってるレナはどうなんだ!?まずいだろ、鉈は! ああ! やめろ!











「…殺してねえだろうな?」
「大丈夫、峰打ちだよ☆」


 



あ? あ…なんだ… そうそう それならよし…



 しっかし、いくら沙都子たんが天才的なトラップマスターとはいえ、ようじょの仕掛けたトラップでおののいたり、不意打ちで武器持ちとはいえ、中学生にあっさりやられちゃう、って…。


 どうなのさ山狗の皆さん!!


 なんというか、ヘッポコに見えちゃうというか(w 
 アニメ(映像)で見せられると、余計にそう思えてしまったり。



 まわりの山狗の皆さんを追っ払ったので、さあいよいよクルマを強奪…!!と、全員が走り出したその矢先、突然前方の人物が、持っていたピストルで発砲!!














 


ウワァァン・゚・(ノД‘)・゚・



(運命は今…変わる!!)そう思っていた梨花ちゃまの期待をも打ち砕く無機質な音が、KOOLのどてっぱらを撃ち抜き、手元から離れた金属バットが、カランコロンと虚しい音を立てる…!!
 そして撃ち抜いたのは…岐阜の山中で焼け死んでいたと思われていたタカノン!!…なんですが、そんなタカノンを完全にスルーして、みんなはKOOLに駆け寄ります。



「圭ちゃん、しっかり!!」
「わ…悪いが…俺は…リタイヤだ…みんな…早く逃げろぉ…!」
「いやだ…嘘だよ嘘だッッ!!
圭ちゃんがこのまま死んじゃうなんて!!」


 


 うーん、ココだけ見てると、完璧に魅音がヒロインしてるぜ。


 血ヘドを吐き、どう考えても生存は絶望的。そんなKOOLは何かを訴えようとします。何を言ってるかは分かりませんが、レナはその意思を汲み取るのでした。



「みんな…行くよ!!今は生き抜く事だけ考えるの!!
ここに残るのを、圭一くんが望むはずない…!!


みんな、走れえ――ッ!!」



(みんな…生き延びろよ…!!)


 みんなが走り去った後、生存を祈りつつKOOLは息絶えます。
 ちくしょう、最後の最後までカッコ良すぎだぜー!!



 KOOLが死亡し、残されたレナたちはなんとか梨花ちゃまを逃がそうと必死に抗うのですが…結局梨花ちゃま以外のみんなは、次々とタカノンに射殺されてしまいます・゚・(ノД‘)・゚・


 レナとタカノンの対峙シーンがカッコよかったのと、原作では命乞いをしてた魅音「あたしがおとりにになる」と、カッコよさを見せつつちゃんと空気を読んだのが印象的でした♪

 あと、詩音はタカノンに捕まった時「沙都“だけ”は見逃して!!」などと言ってましたが、梨花ちゃま完全に忘れられてて(´・ω・) カワイソス と思った。


 そして、タカノンが沙都子たんの頭に銃口を突き付けながらブロッコリーとカリフラワー、緑色はどっち?」とクイズを出すシーンは、バーッチリ再現されてました。

 満面の笑みで銃をぶっ放すタカノン怖すぎ(((( ;゜Д゜)))
 祭具殿に入れてもらえて大喜びしてた奴と同一人物だとはとても思えません。


 さて、残るは梨花ちゃまのみ。タカノンはいつものように古手神社の境内でお腹を引き裂いてぶっ殺すつもりのようです。せめてもの情けと、薬を嗅がせて眠らそうとするんですが…。梨花ちゃまはそれを拒否。


「どういうつもり?楽に死ぬ気がないの?
辛いわよぉ、生きたままお腹を裂かれるのは…」
「忘れないためよ…あなたが私の腹を裂くのを、私は魂に刻み付ける…
次にあなたに会った時、あなたが敵である事を、思い出す為に…!!」


 こうして、敢えて辛い最期を選んだ梨花ちゃまはトラックで運ばれるんですが、そこへ羽入たんが。


梨花…まだ…まだ駄目でした…」
「いいのよ羽入…私達は精一杯頑張った…もう一息だった…
でも私は挫けないわ…この記憶が例え引き継げなくても
次の雛見沢がほんの数日で終わろうとも…
がむしゃらに生きて生きて、生き抜いてやる…!そして、今度こそ…!!」


 そして神社の前へ。あとは腹を引き裂かれるのみ…。しかし梨花ちゃまの心にはすでに次の世界への決意が宿っていました。


「この死を…私は忘れない…!!」
「僕も忘れません…!もし梨花が忘れていても、きっと僕が教えますから…!!
僕も、みんなと楽しく過ごす未来に行きたかったです…!!」


 まあ、だったらもっと早く教えろよなって気もするけどな。まったく罪なスタンドだぜ(w


 その後はみんなで大いなる反省会。今回はみんなで頑張って奇跡が起こらなかったから諦めがつく…。


「違うよ…奇跡が起こらなかった理由…レナは知ってるよ…
あなた…本当に信じてた?」
「ぁぅ…ぁぅぁぅ…僕は何も出来ない非力な存在なのです…
見ていることしか出来ない、そんな僕が信じてただけで…」


 そう、みんなは見抜いていました。「見てただけ」の羽入たんが「奇跡が起こると心の底から信じて無かった」ことを。
 そして羽入たんも信じていれば、きっと奇跡が起こせていただろう事も…。


 


 しかしこのシーン、なんだか羽入たんがよってたかっていじめられてるみたいだ(w



 そしてみんなが手を重ね合わせます。羽入たんも戸惑いを見せますが、結局は手を重ね…。みんなの心が一つになったところで梨花ちゃまが口にします。


「行こう、私達の次の世界へ…!!」



 その後、山狗の皆さんは、雛見沢の住民達をガッコに集めて、みんなが集まったところでガスを巻いて「滅菌」開始。みんなはバタバタガスの毒にやられて死んで、脱走した住民も射殺…。そう、これこそが「雛見沢大災害」の真実。


 作戦が無事に遂行された事で、タカノンは大喜び。高笑いまでしてます。


「祟り無きは神にあらず、祟るが故に恐れられ
恐れられる故に崇められる…今こそ神は降臨した!!
我こそはオヤシロさまなり!!あーっはははは!!」



 


ちょwwwwそこの字幕!!



 これはテレ玉放送分についていた字幕ですが、これでは、まるでタカノンが番組を休止させたように見えるじゃないか(w


祭囃し編」ちゃんとどっかで放送してくれるのかなあ。つづく…のか?



不安がいっぱいだけど次回予告。




とりあえず羽入たんぁぅぁぅ言い過ぎ。