遼介と新人ホストの翼（イカロス翼）は、どっちがロミオのＮＯ．１になれるかを競うことになりました。ここまでのところはほぼ互角。勝負の行方は互いの誕生日である月末に持ち越されそうな流れとなります。
そんな中、孫を探すおばあちゃんがエトランゼに入りたがっていたので、一緒に入ってあげることにした遼介。エトランゼの店長（フセイン似）に孫の写真を見せたところ、どうやら彼を知っているようで…！！
「エトランゼ」のフセイン店長は、おばあちゃんの孫のことを知っていました。彼は以前子のエトランゼで黒服（お店のボーイのこと）をやっていたそうで、一年前に突然理由も言わずに辞めてしまった…とのこと。
孫のことを知っている人がいた！と、取り乱したおばあちゃんは、今どこにいるのかを聞きだそうとしますが、他人の空似ってこともあるし…。ということで、遼介はフセイン店長に、写真の人物の名前を聞いてみます。
「名前は確か…石川耕三といったな」
そしておばあちゃんの口からも、写真の人物が石川耕三であるコトが判明します。
つーか、人探してるんなら、最初に名前明かしておけよ、ばーちゃん！！
一方その頃。回転前のロミオのトイレでは、源太が髪をとかしたり、ネクタイ締めたりしてます。
（このまま俺達が勝てば、俺もロミオの幹部になれる…
苦労かけっぱなしだった
女房（かみ）さんにも楽をさせてやれる…）
と、そこへイカロス翼が登場したので、源太は「新しいＧＡＧ考えたんすけど」と、新芸を披露します。「ギャグ」ではなく「ＧＡＧ」と英語表記してるところに、源太のこだわりを感じます。
さあ、そんな源太の新芸とは…コレです。
最低だ！！最低だよアンタ！！
また覚醒しやがったよ！！奥さんがこんなの見たら泣いちゃうぞ。
しかし今のイカロス翼は、耕三時代の顔を店に張られて動揺していたので、源太の新ＧＡＧは完璧にスルーされてしまいました。
源太（´・ω・） ｶﾜｲｿｽ。
そして耕三の写真を源太に見せ｢この写真を張ったのはお前か(ﾟДﾟ)ｺﾞﾙｧ！｣と胸ぐら掴んですごむイカロス翼。源太はイカロス翼がどうしてこんなにムキになるのか、ワケがわかりません。第一昨日は翼派のみんなで酒を飲んだからそんな暇はなかったじゃないか…。
あ、そういえば昨日は遼介と卓也(ヤムチャ)が最後まで店に残ってましたよ、と口にすると、ようやくイカロス翼は源太を解放するのでした。
「この写真に関しては今後一切口に出さないでくれ！
もし誰かに話すような事があったら
俺はアンタを俺の派閥から追放する！！」
そう言い残してトイレをあとにするイカロス翼。源太は取り乱した自分のボスを心配せずにはいられませんのでした…。
ちょｗｗｗそれしまえよｗｗｗｗｗ
お前本気で心配してるのかと問い詰めたい。小一時間問い詰めたい。
凄いなー源太は。覚醒しすぎだよ（ｗ
というか、チ○コ風船出しっぱなしで胸倉つかまれたりしてるのを想像しただけで、笑いが止まりません(ｗ
そしてそのイカロス翼は一人控え室でもの凄いおっかない顔をさせながら、イスに座ってじっと考え事をしています。
（……あの写真が…あの男は…
遼介…俺とあの“写真の男”の関係に気付いているのか…？
だが…もう後には退けない…俺は…俺はやるしかないんだ！！）
さて、遼介とおばあちゃんは｢エトランゼ｣を後にしていました。結局耕三の事について、今の居場所などといった情報は分からなかったものの「孫があそこにいたと分かっただけでも収穫ありました…」と、おばあちゃんもある程度満足している様子。
遼介はフセイン店長が口にした“石川耕三”という名前にどこか引っかかる物を感じていましたが、たまたま目の前か現れたイカロス翼のツラを見て思い出します。
ああ、そう言えば、こないだ酔っ払いの女が“耕三”呼ばわりしてたじゃないか！！と。
遼介に呼び止められるイカロス翼。一緒にいるおばあちゃんの顔を見て一瞬驚いた表情を見せますが、耕三の写真を見せると、醒めた表情で写真をビリビリに破って立ち去ってしまいました。
うーん。これじゃ“自分が耕三だ”と言ってるようなもんだと思うんですが(ｗ
（翼…おまえは…おまえが石川耕三だとしたら…その答えはただ一つだ…）
去り行くイカロス翼の後ろ姿を見ながら、なにかの結論に達した遼介なのでした。
コレで終わりかと思いきや…その２ページ後ろ、２３１ページに載ってる読者プレゼントのページ下部。
ココにとんでもない偶然が！！
ちょｗｗｗｗ耕三ｗｗｗｗｗ
なんという運命のいたずら！！ていうかこんなところで何やってんだイカロス（ｗ
