今週の夜王 第181話「翼の策謀」

 遼介と新人ホストの翼(イカロス翼)は、どっちがロミオのNO.1になれるかを競うことになりました。イカロス翼が勝ったら、遼介はロミオを去らなければならないのですが、果たして…?
 そんな中、ロミオに、歌舞伎町NO.1 キャバクラ嬢「エトランゼ」の「愛夢」(浜崎あゆみ似)がやってきて、遼介を指名し、店にあるだけのドンペリゴールド(総額2千万円)を注文しますが、遼介が勝手にキャンセルしちゃいます。そして、イカロス翼は「何であいつがここに…!?」と、初めて動揺の色を見せ、遼介に「彼女といつ知り合ったんですか」とやけに真剣な表情で聞いてくるのでした。



 愛夢の事を聞くあまりついつい熱くなるイカロス翼。いつの間にやら拳を硬く握り締めており、なんか返答次第では遼介をブン殴りかねない勢いです。まあ、最近の遼介は調子乗ってるから、むしろ殴って欲しいんですが(w


 しかし、何の関係もないと分かると、イカロス翼は握り締めた拳を納めて、その場を立ち去ろうとします。ちぇっ、つまんないの。

 そのかわりイカロス翼は自分の派・「翼派」を立ちあげる事を改めて宣言。遼介に「遼介派の人間が僕についても恨まないで下さいよ」と言い残して、去っていくのでした。


 さて、イカロス翼が去って行った後、修さんや卓也(ヤムチャ)から、どうして愛夢みたいな太い客を逃がしたんだと問われると、遼介はこう答えるのでした。


「俺、彼女に恐怖を覚えちゃって…
きっと悪い人じゃないんだろうけど、

何か不思議なオーラを秘めている…
触れてはいけない…そんなような…」


 そう言えばイカロス翼も、女性をひきつけるエロオーラとかを発しているみたいですし…どいつもこいつもオーラって、


テニスの王子様ですか!!


 そのうち遼介もオーラを纏いだして、突然英語をしゃべったりしないか心配になってきました。

 そんな遼介に、ヤムチャ「日本一のキャバ嬢にビビっちまったってのか…!?お前らしくもない!!」と、平然と言ってます。どうやらヤムチャには愛夢のオーラが見えていないようです。


 所詮その程度のヘタレって事だな。コリャ。



 さて…場面は変わり、ロミオの仕事が終わり、ホスト達が帰り支度をしている場面になります。ここで出て来たのが、初登場キャラの「源太」(げんた)。



 彼は女房もいる32歳という、ホストとしては高齢なのにも関わらず「ホストで一発当てるんだー!!」と脱サラしてホストになった苦労人。でも遼介派のホストの中では売り上げの一番少ない売れないホストでした。回りのホスト仲間からは「そろそろ見切りつけて全うな仕事探したほうが…」とか「どうせなら翼派に入ったらどうだ?」などと言われてしまう始末。


 うーん。オーナーはどんな意図があってコイツを採用したのかなあ。どう考えても先が見えないんですが。まったく、パイプでシュノーケルして溺れている人の考える事はわかんないなあ。


 さて、この会話のやり取りをこっそり聞いていたイカロス翼は「ニヤリ!」汚い笑みを浮かべると、源太が1人になったところを見計らって、翼派に入りませんか?と説得。しかし「遼介さんには世話になっている、裏切るなんて事は出来ない!!」と意思は固く、ファーストコンタクトでは失敗に終わりました。


 しかし源太の心は揺れ動いていました。果たして自分はこのまま遼介の下で生活させて貰う事しか出来ない人間でいいのか…と悩む源太を、奥さんは優しく励ましたくれるのでした。

 この奥さん、井上先生の漫画にしては、決して美人ではないけれど、本当にいい人そうなツラしてます。アミバ編に出てきた恭子さんとか梨佳みたいなクソ女に比べたら、この奥さんの方がよっぽど人間として出来ている気がします。

 もうこの奥さんが「夜王」のヒロインでいいよ。



 そして次の日。ロミオに出勤しようと家を出た源太を待ち受けていたのは、高級車に女をはべらせたイカロス翼でした。

 そして源太に一緒に同伴出勤しようと誘ってくるのですが…つづく。



 うーん。それにしても源太のツラが、 「いぬばか」のアキバさんに顔が似ている気がしてなりません。


 アミバ様に続いて、また他人様の原稿からコピーですか。まったく節操が無いなあ井上先生。