「斬」 二太刀 「夢」を読んだ感想

擬音


パアアア どおおん 剣豪 ゴクリ… ドクン スッ… ドンッ ダァ〜 ビクッ
アセアセ どん ゴゴゴ ゴゴゴ ゴゴゴ ド〜ン ビクッ くわっ サササッ
たたたたた… ゴゴゴゴ ギャ〜ンッ ボゴッ プルプル どーんっ スッ…
どん ぐわっ バァンッ ビクッ ビクッ ガラッ ザッ ドォンッ ずーん
ゴッ ズカズカ ビクッ ジャッキーン くわっ キンッ ザッ ゴッ ギャンッ
ザザァ ドテン ツーッ ガッ ぐぐっ ゾクッ ビクッ カッ ギリッ… ギギギ
ドクン・・ ドクン… ドクン… ゴゴゴゴゴゴ ドンッ ゴゴゴゴゴ ゴクリ…
ス… ドンッ ブンッ ゴッ ザザァッ ブンッ バッ スドンッ ゴオオオオオ
わなわな どーん ザッ ミシッ ゴゴゴゴ ゴゴゴゴ ゴゴゴゴ ミシッ
ゴオオオ ドッ ドォンッ バッ ビクッ ザッ ぐっ くわっ ザッ ぐぐっ
ゴクリ… ギッ… どぉんっ ばっ どんっ


今じゃすっかり、ネウロよりも、銀魂よりも、もて王よりも、


真っ先に「斬」を読んでしまう自分…。



「も…もう、読むことすらままならない…」 (読んでるけど)


というわけで、これから下の文章は第2話を読んだ率直な感想です。



「まさか僕みたいな奴が真剣勝負で勝てるなんて
まあ……月島さんの助けがあったから勝てたのもあるんだけどね
へへっ、なんかこの調子で行ったら…
父ちゃんみたいな武士(おとこ)らしい研無刀使いの剣豪になれるかも!
………なぁんて、ちょっと調子に乗りすぎだよね……
それにしてもあの時、僕に何が起きたんだろう


う〜〜ん…別に意識もあったし、もしかしたら無我夢中だったし
興奮しすぎて何か勘違いしてるのかも……
月島さん大丈夫かなぁ…キズは浅いから何日かすれば退院できるって先生は言ってたけど…
はやく帰ってくるといいなあ……」


 冒頭。斬が3ページにわたってブツブツ独り言を言いながら、前回の回想をしたり、自分の変化について思い返したり、月島さんの心配をしたり。



お前はひと昔前のドラマの主人公か!!



 ひとりでブツブツ語りすぎ!!これじゃあ危ない人だと思われちゃうぞ。

 案の定前に座っているクラスメイトは、斬の独り言に見向きもしません。シカトを決め込んでいますし。
もう手遅れなのかも。


 本来ならこういう流れの時は、親友との会話で消化するのがセオリーなんですよね。たとえば、木下くんとか牛尾くんとかを使って、こんなかんじで…。


牛尾「それにしても驚いたぜ、まさかオマエみたいな奴が真剣勝負で勝てるなんてな!」

斬「まあ……月島さんの助けがあったから勝てたのもあるんだけどね」

牛尾「この調子で行ったら…オマエの父ちゃんみたいな

武士(おとこ)らしい研無刀使いの剣豪になれるかも!」

斬「そ…そんなことないよ…
それにしてもあの時、僕に何が起きたんだろう」

 ほら。こんな感じなら自然ですよね。


でも親友ポジションになると思われた木下くんは、第1話で本性を現した挙句どっか行っちゃうし、牛尾くんは改心する間もなく入院しちゃうし…。

 ああもったいない。実にもったいない!!


キャラの使い捨てが激しいよすぎたん!!



 まあ、そんな独り言というか一人芝居をしていると、いつの間にやら退院してた月島さんが斬に声をかけてきて、放課後体育館裏に来て…と誘ってきます。


 月島さんが自分に気があるのではとすっかり舞い上がっちゃう斬ですが…。待ち受けていたのは木刀での手合わせでした。で、なんか体育館の裏で騒いでいると「うっせぇなぁ!!! 体育用具室の前で騒ぐんじゃねぇよ!!」と、用具室の窓から「貫木」(つらぬき)とかいうのが唐突に出てきて、唐突に去っていきます。


 で、なんかいつの間にやら「木刀での手合わせ」のはずが「真剣でのガチンコ勝負」になっちまいました。月島さんは真剣を構えて…。


「ただの手合わせだからって手抜きはいけないもんね!」



いや、それ明らかにおかしいから!!


いくら貫木に「木刀持ってチャンバラごっこ」って言われたからって、木刀で真剣にどつきあえばいいだけのことでは(w

 それに、第一話の冒頭の説明によると「両者が合意の上での真剣勝負」じゃなきゃダメなんじゃないの!?


 斬は例によって「いくら何でも真剣を使わなくても 手合わせなら木刀で十分な気がするし…」と、拒否してるのに…。


 おまけに月島さんは真剣勝負を一度もしたことないはずなのに…。(一応先週、それらしきことはしてましたが)



 でも月島さんは問答無用で斬りかかっていきます。かろうじて斬が、かすらせながらも攻撃をかわすと…。


「なんで今のがかすっちゃうの!? 

真剣勝負に男も女も関係ない! 
村山君も武士ならあたしのこと
女だからってバカにしないで本気で闘ってよ!!」


月島さんが斬に本気で闘えと訴えるのは、まあ分かるんですが…。
「なんで今のがかすっちゃうの!?」という言葉の意味がさっぱり分かりません。



で、このあと斬が、遊戯王で言うところの「もうひとりの遊戯」状態になって、月島さんを圧倒します。月島さんは攻撃を全部よけられて、わなわなと体を震わせます。
この子はよく震えるなあ。


お漏らしがよく似合いそうだよ月島さん(;´Д`)ハァハァ



その後月島さんは、女を武士として日本中に認めさせるのが私の夢だとか、斬と次闘う時は絶対負けないとか、家に帰って剣の稽古しなきゃとか、色々のたまった挙句、帰っちゃいました。


月島さんが自分の夢のために、毎日頑張っているんだと知って、斬もやる気になります。


「僕も 明日から本格的に剣の稽古はじめてみようかな!

よ〜しっ  明日から ガンバるぞぉ!!」



明日からかよっ!!


どうせなら今日からやれよ!!



なんか微妙に意思が弱いなあ、斬。 仮にもジャンプの主人公のクセに、努力する気があんまりナッシングです。



で、翌日。さっき出てきた 貫木くんが登校してきます。


「あ゙〜めんどくせぇ、けどもう単位ヤベェし授業に出ねぇとな…
しっかし授業はしょうがねぇとして、イスにばっか座ってたら体がナマっちまうぜ!
あぁ〜無双高(ココ)に誰か手ごろな奴いねぇかな…
俺とまともに真剣勝負(や)り合えそうな奴は!」


上記のセリフは、校門の前で貫木くんが発した、独り言です。


 もう、こんなのばっかりかよ、すぎたん!!



 まあ、絵は第1回に比べれば少しはマシに見えます。少なくとも、背景と溶け込んでるということはありません。

 でもね… 独り言の説明口調は、長ったらしいし、頭が痛い人に見えるから、やめたほうがいいと思うよすぎたん!!


おまけ。なんとなく作ってみた。