今週の夜王 第170話「地獄へ…」

 梨佳のかわりに、池袋のソープランド「D・M」のソープ嬢として働くことになったピアニストの恭子さん。初日は遼介の手はずでやってきたロミオのホスト達のおかげで、プレイせずにすみましたが、仕事終了後、オーナーの藤堂さん(カッパ)のパンチをボディに倉って、ぶっ倒れてしまいました。


 それにしても、倒れている恭子さんのポーズが変だ。特に足とか(w




 そのころ女衒の零(アミバ様)は、昔の恋人・恭子さんがソープでプレイしているところを想像して、頭を抱えて(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブルしています。


 いてもたってもいられなくなったアミバ様は、自宅を飛び出し、池袋のD・Mへ向かいます。遼介が待ち伏せして「俺の車で行こう!」と誘ってきますが、アミバ様は遼介をシカトして、タクシーを拾って池袋へ向かいます。シカトされた遼介も自分の車でアミバ様を追っかけます。



 …さて、目を覚ました恭子さんですが…。目が覚めると、薄暗い妖しげな空間が広がっています。恭子さんの目の前には、ソファーに座ったガウンを着たカッパが座っており、周りには目のイっちゃった下着姿の女の子達をはべらせてります。


「僕が作った楽園さ…
ここにいればみんな幸せになれる…」


 ここは、カッパの自宅。カッパは、お店に気に入った女の子が入ると、自宅に連れ帰って、ステキなお薬を投与して、飼いならしていたのでした。

 そして、カッパは突然席を立つと、あるモノを棚から取り出してきました。出したのは…注射器!!


「どうだい?ワクワクしてきた?フフフ…気持ちいいからネ…」



そして怪しげな薬品を混ぜ混ぜして、恭子さんにお注射しようとしています。恭子さんの尋常じゃない怯えっぷりが凄いなあ。


でもここで、あの注射を恭子さんに注射すると見せかけて カッパが自分の体につき指して カッパのボディがムキムキになったらネ申!!


というかね、最近は注射器を見ると、みーんなDCSを連想しちゃうんだよゴシカァン!!



さて、池袋のD・Mに到着したアミバ様。恭子さん出せや(゚Д゚)ゴルァ!と受付の兄ちゃんに凄みますが、カッパがどっかに連れて行ったらしいということ以上の情報は得られませんでした。

 そこで遼介と合流。アミバ様は相変わらず遼介をウザがっているのですが、なんかいつの間にやら共闘って雰囲気に。このままなし崩し的に、いつの間にやら仲良く…なっちまうんだろうな(w


 するとひとりの女性がアミバ様に声をかけてきました。彼女は2年前、アミバ様によってD・Mに売り飛ばされたソープ女でした。恭子さんがカッパに気絶させられて、連れて行かれた一部始終のを覗いていた彼女は、アミバ様たちに、恭子さんがカッパによって別邸に連れて行かれた事を口にします。そしてそこではカッパが気に行った女を自宅に監禁し、薬漬けにし、飽きたら外国に売り飛ばす…ということも。

 それを聞いて、いよいよ本格的にうろたえだしたアミバ様は、必死な表情でカッパの居場所を聞きだそうとします。しかし女性は素直に教えてはくれません。


「バッカじゃないの!!どうしてあんたの願いを聞かなきゃなんないのよ!!」


 彼女は自分を甘い言葉で誘って、騙して、ソープに沈めたアミバ様を相当恨んでいました。それなのに、その女衒がひとりの女だけ助けようとしているのが許せないわけです。


「誰が教えるもんか!!その恭子も、あたしらと同じ地獄を見ればいいんだ!!」


冷や汗を書いて何も言えなくなってしまったアミバ様。すると遼介がいきなりアミバ様の頭を掴んで、無理やり土下座させました。そして自分も一緒に土下座して…。


「すまなかった! 全部俺たちが悪い!!
これからどんなことしてでも償っていくから許してくれ!!」


 遼介はこう言ってるけど、絶対こんなこと思ってないくせに…。
つーか、遼介はその件に関しては全く関係ないのに、勝手に謝られても…って感じですが。なんかアミバ様がかわいそう(w