梨佳が高橋先輩の子供を妊娠していると知った女衒の零(アミバ様)は、今すぐ堕胎（おろ）しましょうと即答。あまりにも一方的にそんなことを言い出すアミバ様に反発する梨佳ですが、アミバ様は「自分のことばかりわめきやがって！俺の気持ちを考えろ(ﾟДﾟ)ｺﾞﾙｧ！」と、ついにブチ切れてしまうのでした。
そんなアミバ様が、梨佳を連れて、ソープランドＤ・Ｍに入ります。そして、それを覗き込む亮介、高橋、恭子の出刃亀3人組。
Ｄ・Ｍのオーナー、藤堂さん(カッパ）は受け付けでニヤニヤとふたりを待ち構えています。どうやら一度プレイした梨佳の肉体がたまらなく最高だったらしく、またヤりてー！！と思ってるようです。このエロガッパめ！！
アミバ様は梨佳を待合室に残し、カッパとふたりで事務室に移動。そこで梨佳が妊娠していることを話します。すぐに赤ちゃんを堕胎すようにするので、１０日ほど働かせたら少し休みをくれないかと持ちかけますが、それを聞いたカッパの表情は、たちまち険しくなります。
「…あなた、そんな欠陥品を売りつけたのか！？
…あなたらしくないな…仕事で、こんなミスするなんて…
それに女に休みを与えたいなんて、どういうことなんです？
あなた、今まで商品に対して、そんな気遣いはしなかったはずですヨ！！！」
そりゃ４００万で買った女が、実は妊娠…なんですから、買ったカッパがご立腹なのは当然。カッパに叱られ、さすがのアミバ様も困っちまいます。
すると、梨佳を一人で待たせている間に、いつの間にやら遼介たちが梨佳に接触していました。異変に気づいて慌てて事務室を飛び出すアミバ様とカッパ。ココで６人が鉢合わせです。
梨佳に対して話がある…と説得しようとする高橋先輩に「いい加減にしろ(ﾟДﾟ)ｺﾞﾙｧ！この女は俺のものだ！！」と声を荒げるアミバ様。そんなアミバ様に反抗する遼介。たちまち店内は騒然隣。するとカッパは高橋先輩やアミバ様たちに向かって、こう怒鳴りつけるのでした。
「店の中での揉め事は迷惑だヨ…
やるんなら屋上（うえ）でやってくれ！！」
うーん。普通は「お遊戯的な事なら外でやってくんない？」などのように、揉め事があったら外でやれだの他所でやれというのが常識なんですが、
それを、わざわざ自分の店の屋上を指定し、そこでやれなんて言い出すとは…なんか妙に親切だぞカッパ！！
そして、ホントにＤ・Ｍの屋上にやってきた、遼介・高橋先輩・恭子さん・梨佳・アミバ様・カッパの６人。
こいつらがゾロゾロと仲良く？屋上に移動する光景を想像すると…なんだかものすごく笑いが止まりません。つーかありえねー。
そういえば遼介は昔、「馬鹿は高いところが好きとも言いますよ」なーんてことを自分と聖也さんに対して言ってましたが、うん。この言葉が痛いほどに当てはまるな。今のコイツ等には(ｗ
さて、高橋先輩は「北斗の拳」の死ぬ間際の聖帝サウザーみたいな、険が取れた少年のような表情で梨佳に語りかけます。
先週までの人殺しみたいに怒り狂っていた表情とはまるで別人…というか、同一人物に見えないよ先輩！！
「梨佳 最近 笑ったかい？
俺は、お前の笑顔が好きだ…その男と一緒にいて笑うことはあるのか？
もう、その男の悪いところを言うつもりはない！
お前を幸せにするなんてことも言わん！！
もう一度 俺と二人で笑い合わないか？」
な…なんてカッコいいんだ高橋先輩！！カッコよすぎて惚れそうだよ！！
しかしアミバ様は高橋先輩に対して、悲しい事実を暴露しようします。
「フフフ…あんたの可愛い彼女は
もう、今までのような綺麗な身体じゃねえんだよ！
梨佳！その男に話してやれ！
お前が昨日、ここのオーナーにどんなことをされたか
全てを伝えてやるんだ！」
これを聞いて、今まで揺れ動いていた梨佳は号泣。アミバ様が女の人を風俗へ沈める人だったと理解するのでした。
つーかようやく分かったのか梨佳は…アンタ気づくの遅すぎ！！
そしてアミバ様はみんなの前で、梨佳がソープの研修でカッパにヤられちゃって、立派な風俗嬢になったんだと暴露！！これを聞いた遼介と恭子さんはビックリ。遼介にいたっては怒りのあまり拳をワナワナと震えさせています。今にも｢ウオオオォーッ！！｣と、アミバ様をブン殴りかねない勢いです。いつものように。
「高橋さんよ 梨佳はあんたを裏切ったんだ…フフフ…どんな気分だ？」と、勝ち誇ったような笑みを浮かべるアミバ様。しかし今日の先輩は一味違いました。
「それがどうした？
梨佳に何があろうと、誰に抱かれようと梨佳は梨佳だ！
俺の梨佳に対する愛情は変わらない！！
梨佳、俺達もう一度やり直さないか…」
ここで梨佳が、自分が高橋先輩の子供を妊娠していることを告げると、さらに。
「お前が、もう一度俺と向き合ってくれるなら
その子を産んでくれ！！
俺は命を懸けて２人を守る！！」
すげー！！なんか悟りを開いた、まるで神様みたいに神秘的な表情だよ先輩！！
追い詰められたアミバ様は「綺麗事ばっか言ってんじゃねぇっ！！その女は いつかまたお前を裏切るぞ」 と、高橋先輩の顔面をアミバ流北斗伸拳でブン殴り、吼えますが…。
「その時は…二度目も取り戻してみせるさ！」
今日の神がかった高橋先輩を打ち崩すまでには至らず。さすがのアミバ様のここでついに完敗…！？
しかしここでこんな状況に口を挟む男がまだいました。
「お前ら黙って聞いてりゃ好き勝手言いやがって！
オイ…この女はボクが金を払って買ったんだ！
お前の好きなようにはさせねぇヨ！！」
それまでずっと黙っていたカッパが、ここでついに動いたー！！しかし今の高橋先輩は無敵状態です。
「俺は歌舞伎町のソープ、ポイズンのオーナーだが
ポイズンをあんたに譲るよ それで問題ねえだろ？」
なんと、自分の店をあっさり手放すなどと、とんでもない事まで言い出しちゃいました。（先輩、自分の店を渡してまで梨佳さんのことを…）と、梨佳にかける先輩の愛情に驚く遼介。
うーん、どう見ても梨佳がそこまでの価値がある女だとは到底思えないんですが！！
落ち着け先輩、早まっちゃダメだー！！･ﾟ･(ﾉД‘)･ﾟ･
しかしカッパはポイズンには興味はなく、梨佳の体がたいそう気に行ったのか「俺は、この娘…梨佳ちゃんに働いてほしいだけだ！」とこの申し出を断っちまいました。
自分の店と引き換えに梨佳を返して貰おうとする先輩も凄いけど、こんなデカいエサをぶらさげといて、その申し出を断るカッパもスゲエー！！
しかし、高橋先輩といい、カッパといい、なんであんなバカ女にそれほどの価値があると思ったんでしょうか。
謎だ。あまりにも謎過ます。
するとここで、今度は恭子さんが動きます。
「私が働きます！私が梨佳さんの代わりに、ここで働きます！！」
恭子さんの大胆発言にみんなビックリ！！もちろんアミバ様もビックリ！！
つーか恭子さんには、ここまででフラついたりと、２度ほど死亡フラグが成立しているわけでして。
おまけに年齢も３０歳越えてるし、性悪女だし。
そんな女にソープ嬢として働かれてもなあ…。
雇うほうの身にもなってください恭子さん。
それにしてもコイツ等が屋上に上がるのが不自然でしょうがないなあ…。
まさか次週、誰かが屋上から身投げするのかー！？
