今週の夜王 第130話 奔走

 エロティカの女オーナー・北村美紀は、神大寺会長(ジャニー)に10億円もの借金をしていた…。そしてそれを盾に「愛 人 契 約!!」を結んでいた…。それを知った遼介は何も考えずにジャニーの元に行き、「10億俺が払うから美紀さんをを自由にしてやってくれ」と、とんでもない事をほざくのでした。それを聞いたジャニーは大笑いです。


「ハッハハハハ…笑わせるな小僧!俺を舐めるのもいい加減にしろ!!
それとも小学校で算数を習わなかったのか?10億という単位がわからないのか!!」


 そっか、これまでも何も考えずに運のみで突き進んできた男だからなあ、遼介は。もしかしたら本気で億という単位がわからないのかもしれません。じゃあここはわかりやすく、日本円を「リシャール」という新しい単位に例えて置き換えておきますか。1リシャール=80万ということで(w すると10億円=1250リシャールということになります。なるほど、これならきっと遼介もわかってくれるはずだ、うんうん(w

 でも遼介は本気で10億円…1250リシャールを肩代わりするつもりでした。遼介が本気だと気付いたジャニーは「10日後に、現金で1250リシャール(10億円)耳を揃えて持って来いや(゜Д゜)ゴルァ!」と言い放ちます。そしてさらに…。


「そのかわり、もしそれが出来なかったらお前も俺の奴隷だ!!
俺の元でお前も一生働くんだ!!」


 なんかジャニーもとんでもない事言ってるなあ。遼介を奴隷にして何をやらせるつもりなんでしょうか。ま…まさか、遼介とも「愛 人 契 約!!」!?
 遼介の貞操が危(ヤバ)い!!
 そっか、神大寺会長のキャラ設定がジャニー喜多川にソックリなのはこういうこ(以下略)

 ジャニーに後ろから掘られたらたまらんぜ…ということで、借金返済を決意する二人。遼介の提案により、女オーナーが完璧なビジネスプランを企画し、それに賛同してくれた投資家から、その開業資金とジャニーに返済する10億を借りましょう!!ということに。しかし、女オーナーの企画には興味を示すものの、その10億がネックとなって、首を縦に振ってくれる投資家は現れず…。まあ当然ですな(w おまけにようやくお金を出してくれるといってくれた投資家を見つけるも、ジャニーによって圧力をかけられ「理由(わけ)は訊かんでくれ!!」と断られちゃったり…。
 万策尽きた遼介は、女オーナーとともに新宿中央公園へ。訪ねた先にいたのはカップ酒で一杯やっている桃氏キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!!…って、アレだけ大見得切っておいて、結局桃氏に頼るのか遼介は(w


 なんか今週はあんまり面白くない上にDQN色が強いなあ。まるでまゆたんの漫画みたいだ(w 以下、突っ込みどころを列挙しておきます。

  • 相変わらず何も考えてないなあ遼介は。どっから出てくるのやらその自信は(w
  • いくら優秀なプランでも、最初に個人的な借金1250リシャールをホイホイと貸してくれる投資家なんて…普通いません。
  • そもそも「1250リシャールの借金」…というけれど、今まで女オーナーは一銭も返していなかったんですかーっ!?
  • で、桃氏ですよ。このまま桃氏がすんなり協力したらつまんないから、何かハードルを用意してほしいところ。
  • どうせなら、ここで四天王と手を組んで、売り上げで1250リシャール!!とかやってほしかったなあ。そっちのほうがよっぽどホスト漫画らしいし。何より四天王が活躍するし(w


 結局何が言いたいのかというと…倉科舐めんな(゜Д゜)ゴルァ!。ってことですね。
 まさに「何なんだこの展開は…」という言葉がぴったりなのですよ。