(20210118) 彼岸島 48日後… 第270話「姉弟(きょうだい)」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



雅の息子の1人「蟲の王」を倒したものの、変異した勝っちゃんの左腕は元に戻らぬまま。元に戻すため、そして佐吉のかたき討ちのため、拷問野郎が逃げ込んだという、“血の楽園”へ向かう…!!



さあ、いよいよお台場にある「血の楽園」に到着した明さん一行。



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レインボーブリッジは地上高126m*1はあるはずなんですが、それよりもはるかに高い壁…!仮に2倍の高さだとしても、250mはある事に…!!
吸血鬼のやつら、いったいどんな超技術でこの壁作ったんだよ、ちくしょう!!


そしてご丁寧に「クソみてェな旗」もびっしり立ってやがる…!
なんでこんなにびっしり旗を置きまくってるんだか…ひいいい!わけがわからねェ!!



さて、明さんたちと同じく、この血の楽園に入ろうとしてる姉弟がいまして、彼らは楽園内にいる長男を助けようとしてるようです。
ところがこの「聡」(さとし)という名の弟、普段は糸目の眼鏡をかけた優男ですが…吸血鬼みたく目が黒かった…!


あったよ!!目の黒い人間が!!


まあ、“読唇術が使える人間”が都合良く現れる漫画ですから“目だけが黒い人間”が都合良く現れても何の不思議もないェ。だって彼岸島だしな。


おそらくこの後、明さんたちはこの姉弟と一緒に血の楽園に入り込む的な展開になると思うんですが、スピンオフ作品の「彼、岸島」でも、主人公の目が充血しててちょっと八重歯が生えてるだけで、あっさり吸血鬼認定されるガバガバ判定だから、たぶん簡単に通れるんじゃないかな(´・ω・`)
むしろ見た目が手の形をしたバケモノな上に、文字通り手ぶらであろうカニパン野郎の方が、通るのが大変かもしれませんし。


どっちにしろこの弟、すぐ死にそうだなあ…。つれェなぁ…。





*1:塔高126m。wikiより参照

(20210109) 彼岸島 48日後… 第269話「ミサイル」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



雅の息子の1人「蟲の王」を倒したものの、変異した勝っちゃんの左腕は元に戻らぬまま。元に戻すため、そして佐吉のかたき討ちのため、拷問野郎が逃げ込んだという“血の楽園”へ向かう…!!



「血の楽園」の場所は…なんとお台場!!
どうやらお台場一帯が壁に囲まれた要塞になっており…って、そんなにガッチガチの要塞にしてたら、かえって上空から狙われるんじゃね?と思われるんですが…そこは彼岸島クオリティ。


たとえ空からミサイルで狙われても、要塞の城壁の上にいる巨大な邪鬼が…。










ええ…(困惑)


なんだよこれ…!こんなの、完全に対空ミサイル迎撃機じゃねェか…!
コイツを邪鬼使いにコントロールさせりゃ軍事利用にメチャクチャ使えちまうし、世界平和にも貢献できるかもしれねェ。
ぶっちゃけコイツと、噛み付き爆弾型吸血鬼が居たら、対地・対空が完璧になるから無敵なんじゃね…?


マサの野郎はこいつらを世界の軍隊に売りさばいて、軍事商人として暗躍したら、余裕で世界を支配できちまうから、ちくしょう!



こんな恐ろしい対空兵器が待ち受けている吸血鬼の巣窟に、明さんたちは向かうのか…。
情報をくれたオッサンの話によると、レインボーブリッジからじゃないと血の楽園には入れない(なんというゲーム的展開!)らしいので、吸血鬼たちが集めてた人間の血の樽5つを手土産に持っていくことに。

すると助けた人間たちから「我々の仲間だったものの血を勝手に持っていくな (゚Д゚)ゴルァ!! 」と怒られるんですが

明さん「埋葬もいいだろう だが国家もなくなった今そんな事してなんになる」


あれ?明さん以前、大阪で西山とユキの墓作ってましたよね…?
言ってる事とやってる事が矛盾してるじゃねェか…。
まあ「動けない…」って言ってる次のコマで突然動き出す明さんだからなあ(′・ω・`)
先生ェ絶対この編忘れてそう。


とはいえ、まあ何とか人間たちの説得に成功できたので、明さんたちは血の樽を手土産に、イカダでレインボーブリッジへ向かう…!


いやあ、もう今週はすごいな。完全にやべェやつじゃないか…。
まあやべェのはいつもの事なんですが、今回のはちょっとレベルが違うっていうか「おまえは一線を越えてしまった!!」的なやばさだ…。


2021年になっても彼岸島のパワーは相変わらずで安心だェ!






…あと、ネズミの考えてるお台場のイメージがひどすぎて草。





(20210104) 彼岸島 48日後… 第268話「5ミリ」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



雅の息子の1人「蟲の王」を倒したものの、変異した勝っちゃんの左腕は元に戻らぬまま。元に戻すため、そして佐吉のかたき討ちのため、拷問野郎が逃げ込んだという“血の楽園”へ向かう…!!



人間たちの血を集めて「血の楽園」に入ろうとしてる吸血鬼たちを発見した明さんたち。するとここで「ずりィぜ明、俺にもやらせろや」とのたまって、鮫島様が大暴れします。表情も妙に嬉しそう。

ほんとコイツ、ザコ吸血鬼相手“には”活躍しますね…。
まあ、メインユニット以外にも経験値を割り振っとかないとレベル上がらないからな…などと、ついついシミュレーションRPGみたいな考えになっちまいますな。
そして例によって戦闘シーンはほぼカット。一般吸血鬼の扱いが完全にモヒカンザコだあ…。



さて、生き残らせたリーダー格の吸血鬼から、血の楽園の居場所を吐かせるため、拷問装置にかけることに。


弱者をいたぶってた悪党が、弱者によって同じ目に遭う…というのは「北斗の拳」とかでよく見るアレですね。
でもこんな怒りに満ちた表情で、「五ミリの板状の肉片と化すがいい…」なんてフレーズが飛び出すあたりが、実に彼岸島らしいェ!





コイツ妙に具体的じゃねェか、ちくしょう!!



こうして、リーダー格の吸血鬼は、人間どもが勝手に五ミリの板状の肉片にしちゃったので情報は得られませんでしたが、生き残ってた人間の小汚ねぇおっさんが血の楽園の事を知ってたみたいなので、解放して吸血鬼どもの食料を与えたらあっさり教えてくれました。
おっさんいわく、血の楽園がある場所は…お台場!?


どうやら、お台場一帯が要塞と化しているそうですが、これ…東京ビッグサイトにクソみてェな旗が建っているという超展開が普通にありそうっすね(((((( ;゚Д゚))))))
そういえば以前、コミケのコスプレで雅様のクソみてェな旗のシーンを再現してた方がいらっしゃいましたが、
流石はラ・コルーニャ海岸アトランティックオーシャン水切りショット先生ェだぜ!
コミケのコスプレネタを原作に逆輸入する(かもしれねェ)なんて誰も思いつかねェよ!





(20210101)ローランド・ゼロ

ROLAND(ローランド)。
現代ホスト界の帝王と称され、歌舞伎町で様々な伝説を作り、現役ホスト引退後も実業家などとしても活躍中の同氏。
そんな彼の半生を描いた漫画作品が、このたび発売されました。


作画は「マッドブル」「夜王」「華と修羅」などで知られる、井上紀良先生。


そう、このblogを読んでいらっしゃる方ならご存じの、あのコピー機先生です。


もともとローランドは、夜王の、特に上条聖也(以下:聖也さん)に大きく影響を受けたとインタビューでも語っており
また、そもそもローランド自身が、漫画のキャラみたいなぶっ飛んだところがあります。
そんな人物の半生を描いた漫画を、コピー機先生が描いたら…こんなの絶対面白いに決まってるじゃないか…!


極めつけは、発売前に公開されたこちらのツイート。







…この一連の画像をご覧になったほとんどの方は、おそらくこう思われたことでしょう。
どう見ても夜王です。本当にありがとうございました。


個人的には、ローランド云々を抜きにしても、あのヤンジャンで毎週楽しみにしていた、あのコピー機先生の、夜王のノリが帰ってくる…!こんなの嬉しすぎて恋愛譚(ロマンス)が止まりません。
さっそく本屋さんで購入いたしました。



さて、こちらの「ローランド・ゼロ」ですが、一見ローランドの半生を描いたノンフィクション漫画と思われがちですが、
途中のローランド自身の解説によると“敢えてポイントポイントで、フィクションを交えています”とのこと。
つまり、“若き日のローランド「高嶺 弦(たかみね げん)」*1を主人公にした、アナザー夜王”みたいなノリで楽しむといいのかもしれません。


今回の漫画内では、主人公の弦が、高校時代に文芸部で小説家になるべく血のにじむ努力をする*2ところから始まり、ある人物との出会いをきっかけに歌舞伎町に興味を抱くと、大学を初日で退学しホストの道へ。しかし成果が出ずに苦労する下積み時代…までが描かれています。


つかこれ、2巻以降に続くのか!!最初てっきり1冊で終わりかと思っていたので、本当にびっくりしました。
これはいい意味で予想外でしたぜ…。



でですね、この作品にはですね、もうある程度察しはつくとは思うのですが
“どう見ても夜王のアイツとしか思えないキャラ”が出てきます。
それも、けっこう重要な役割で。

名前は微妙に違うので、感覚としては「仮面ライダーディケイド」の平行世界に登場する、オリジナル主人公そっくりな名前のキャラ、みたいなもんでしょうか。


実際に読んだ時の衝撃を味わってほしいので、今回はあえて○○○さんと表記させていただきますが、この〇〇〇さん、名前は微妙に違うものの、外見や性格・行動はほとんどオリジナルと一緒。
この辺は出版社の関係とか、大人の事情がいろいろ絡んでの事なんでしょうけど(もしこの本が集英社から出ていたら、夜王そのまんまの名前で登場してた…かも知れません)


この〇〇〇さんが出てくることにより、夜王の遼介相手にはああふるまってたけど、若き日のローランドにはこうふるまうのか…という、夜王のif視点で楽しめるのが漫画的にとても面白かったですね。

といいますか〇〇〇さん、弦に対しては、なんか妙に優しいんですよね。
これはおそらく遼介が自分と同じ店(ロミオ)に入店したことも関係しているのでしょう(派閥も違うのに優しくしてたら周りから侮られるでしょうし)。他店のホストなのである程度敬意を払っていたのかもしれません。


試しに、ローランド・ゼロを一通り読み終わった後に、比較の意味も込めて、夜王の第1話を読み返してみたんですけど…なかなか味わい深かったですね。こういう楽しみ方もアリだとは思います。


つうか遼介、あいつやっぱ運良すぎだろwww
改めて夜王を読み返すと、第1話の時点でステータスを全部ラックにつぎ込んだとしか思えん幸運っぷり…。
そりゃ聖也さんもボディに膝蹴り入れますわ!やってられへんわ(′・ω・`)



…とまあ、〇〇〇さんはともかくとして、これ以外にも、高校時代の恩師の先生がコピー顔連発だったり、ハーレムNO.1ホストの髪型がアミバ様みたいだったり、ハーレム総本山オーナー・宇佐美の顔が肉便器だったり、若き日のローランドが便所掃除してるシーンがあったりと、夜王を読んでたらニヤリとさせられる展開がチラホラ。





とはいえ、いくらフィクションが混ざっているとはいえ、ローランドが車に2回ぐらい轢かれそうになったり、チンピラに顔面を蹴られて思いっきり吐血してるシーンがあるのは、いいんスかねこれ…。






この辺の容赦のなさは、いつものコピー機先生のマンガらしい展開ではあるのですが、耐性のないローランドファン(「ローランダー」)の方が、これを読んだら卒倒するんじゃないか、ちょっぴり心配。



まあ、夜王を読んでた事のある人なら間違いなく楽しめるのと思うので、今すぐ書店・コンビニに走れ!!
(コンビニに置いてあるかどうか知らないけどな、ゲハハハハ!)





*1:ちなみに実際のローランド改名前の源氏名は「東條誠(とうじょう まこと)」(wikiより)

*2:実際のローランドは、高校時代はサッカー部でした

(20201225)キャプテン翼 メモリーズ3 大空家の引っ越し 第3話

キャプテン翼マガジン」に本編と一緒に掲載されているスピンオフ読み切り。今回は翼が南葛市に引っ越す前のお話が描かれる!とのこと。


前回は、周りの同級生たちがみんな野球に興じているせいで、サッカーバカの翼が友達もできずに寂しい思いをしながらも、やっぱりサッカーがやりたいという気持ちは捨てきれない…という悲しい一面が垣間見れましたが、小学5年生となってようやく転機が。
クラスメイトになった青葉弥生の紹介で、弥生の兄が通うサッカー部を見学させてもらえる事になった翼。
せっかくだからと一緒に練習させてみたら…周りの中学生も度肝を抜かれるほどサッカーが上手いどころか、試合に出したら普通に中学生相手に無双しちゃう始末。


いくら翼が天才だとはいえ、あまりにも周りの中学生どもがふがいないので、たぶんあんまりサッカーが強くない学校なんだろうなあとは思うのですが、でも若林はこの頃すでに高校生を練習相手にしてるんだと思うと…うーむ。インフレがすごくてよくわからんなあ。



このあと、弥生がどうしても翼くんの部屋が見たいというので、仕方なく弥生を自室に招く展開があるんですが…ここで弥生のやつが、完全に翼の彼女ムーブしてやがる…!





ツーちゃん呼ばわりされて本気で嫌がってる翼とか、新鮮っちゃ新鮮ですね。


しかもコイツ、男の部屋入って普通にベッドの上に座ってやがりますからね!お前それもうアレだぞL0とかだったら襲われちゃっても文句言えないってゆうか相手がサッカーバカの翼くんでよかったな的なヤツだぞそれ!


でもこれだけ彼女ムーブしておいて、本編では1年後に別の男(三杉)とくっついた挙句、前彼?に対して、試合にわざと負けてくれと持ち掛けてくるんだよなぁ…と思うと、青葉弥生…バハムートラグーンのヨヨなみの悪女に見えてくるぜ…。
なんというか、女の心替わりは恐ろしいのぉ…。


そういう意味では、あねごはこんな魔性の女っぷりは全然見せない子だから、かえって翼的にはよかったのかもしれません。
まあ、神田とあねごを取り合ったりはしますけど、それはそれ。



最後の、祖母の前でサッカーをしているところを見せるシーンはグッとくるものがありますね。その後の墓の前で誓うシーンとかも含めて。
もっとも、かませ犬にされた中学生たちが哀れっちゃ哀れですが。


そういやこの翼の祖母、3話の時点ではすでに寝たきり状態だったはずなんですけど、弥生が家に遊びに来た時は、なぜか普通に立ってるんですよね…。杖も使わずに。
かわいい孫が女の子を家に連れてくるなんて!こいつは寝たきりになどなっていられねえぜ!と、最後の気力を振り絞ったのでしょうか。女の意地ってやつか。
まあでも、今まで友達が全然いなかったのに、いきなり女の子を家に連れてきたら…まあわからんでもないか。



(20201221) 彼岸島 48日後… 第267話「野球ボール」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



雅の息子の1人「蟲の王」を倒したものの、変異した勝っちゃんの左腕は元に戻らぬまま。元に戻すため、そして佐吉のかたき討ちのため、拷問野郎が逃げ込んだという“血の楽園”へ向かう…!!



血の楽園の情報を求めて、イカダでさまよう明さん一行のもとに、突然野球のボールが。
どうやらビル内にいた人間が助けを求めてボールを投げ込んだみたいですが、この辺はつい最近終了した「くまのプーさんのホームランダービー」を意識しているのかもしれません。
そういや以前明さんもプニキしてたことあったしなあ(′・ω・`)



で、中に入ると吸血鬼どもがプレス機で人間をミンチにかけて、特製ブラッドジュースをいっぱい製造してるわけです。
相変わらず世界観が北斗の拳だあ…。


令和の時代になって、今更こんな「奴隷が輪になってグルグル回してる謎の機械」が、ギャグでもなんでもなく出てくるあたりが、実に凄ェセンスだと思うんですが、まあ電気とかまともに通って無さそうだから、人力に頼ってるんだろうなあと想像すると…なるほどよう考えちょる。

そして、吸血鬼どもは、集めた血を樽に詰めてるみてェですが、短期間にこんなに血をいっぱい集めても、血が固まって使いモンにならなくなるんじゃないですかねえ…?
ブドウ酒みたいなぞんざいな扱いだから、ちくしょう!!



明さんは最初様子を見ていたわけですが、吸血鬼の大将が「血の楽園」という単語を口にしたのを見計らってから殴り込みをかけるあたりは、実にしたたかっすね。
人間は全員助けなきゃ!という信念ではないリアリストっぷり。なんたる救世主様だ(′・ω・`)





「口を割るか、死ぬか、選べ!!」って…。
口割ってもどうせこの後絶対殺すんだよなぁ…。




(20201207) 彼岸島 48日後… 第266話「伝言」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



雅の息子の1人「蟲の王」を倒したものの、変異した勝っちゃんの左腕は元に戻らぬまま。蟲の王の片割れである拷問野郎を倒すべく、明さんたちは後を追う…!
しかし拷問野郎は不用意に外に出た佐吉を襲い、身体を奪ってしまっていた…!



片腕を失った軍医のおっちゃんからカニパンの伝言を聞かされる明さん一行。カニパン野郎のやつ、ふざけやがってェ…!
特にカニパンが中指突っ立てて「仲間ヲ喰ッテヤッタワヨ バーカ」と挑発してるコマがクッソ腹立ちますね…。



で、そのカニパン野郎は「血の楽園」と呼ばれる、吸血鬼だけが入る事を許される難攻不落の楽園に逃げ込んでやるわ!とか言ってます。





よく見たら、まーたクソみてェな旗が出てきてるじゃねェか!
しかも2本に増殖しやがって…!なんか段々カニパン野郎より、クソみてェな旗に腹立ってきやがったぜ…!
まさか講談社、クソみてェな旗をグッズ化して売り出したりするんじゃねェだろうな…?と不安になってくるェ。


なおこの後、カニパンの挑発発言を聞かされた明さんが、思わず義手ソードを抜いて目の前の机を真っ二つにするんですが
破壊力がありすぎて、どう考えても人間の能力越えてるじゃねえか(((((( ;゚Д゚))))))


しかしここにきて、あからさまな引き延ばし展開になるとはちょっと予想外。旗も復活してるし、増えてるし。
まあ、佐吉は大した思い入れは無かったとはいえ、当分勝っちゃんの腕がそのまんまなのが、つれェなあ…。